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2000年11月1日(水) 
料理に器はつきものである。テレビ番組で、ドラマではなく一般家庭の食卓のシーンがあると、つい器に見入ってしまう。小さすぎる器に山盛りということが少なくない。この頃はやりの100円ショップや、いかにも来店記念の引換券でもらうような粗品など、安価なほど柄が細かく料理を盛りつけてもまったく映えない。映えない上に山盛りなので、ぜーんぜんさえないのである。高くても品のない器はいくらでもあるが、ものすごく安くて品のいい器を探すのは至難の業。数はたくさんあるのだから(日本は世界でもトップクラスの食器を持っている国というデータ有り)、6枚買うところを品のいい1枚だけにするなど、料理がおいしそうに見える工夫はできないものだろうか。コロッケひとつでも、盛り方次第で「洋食屋」になったり「大雑把な家庭の食事」になったりするのである。数はそれほど必要ないと思う。無難なものである必要もない。シンプルでも料理が映えない器もあるから。案外大胆な皿がとても活躍してくれたりもする。創造意欲をかきたてる器もすばらしい。器次第で食卓は変わる。気取る必要はないけれど、せっかく作る料理なのだから、最後まで気を抜かない。それだけのことである。

2000年11月1日(水) うっかり
一昨日、11月1日に20人分のランチと書いたが、11月2日の間違いだった。うっかり(気づいたのが早くてよかった)。最近、うっかりが多い。今日は絶対に買わなければいけないものがあったのに、1時間後にはすっかり忘れていた。18時までにファックスしようと思っていたアスクルの注文書をFAXしわすれているのに気がついたのが、18時7分だった。なんとかなるかと思って電話してみたが、あっさり断られた。ひきつる。月曜日には食器洗い機の洗剤がなくなっていることに気づいたのがお風呂の中で、風呂上がりにあわてて薬局に走った。ちょっと悲しかった(お風呂から上がったら外出なんかしたくない)。「郵便だしま〜す」とメールしたのに、週末をはさんで4日間も寝かせておいた。「まだ届かない」と心配メールが来てしまった。う゛! ごめんごめん。明日は届くからさ。うっかりは防げる。アスクルの注文書は午後早い時間に書き終えていたのに、その場で送らなかった私が悪い。食器洗い機の洗剤は、昼前に使ったときに「これで最後だな」と思ったくせに、その足で買いに行かなかったのがいけない。出しこそねていた郵便は、なかなか10円切手が買えないくせに買い置きしておかないのがいけない。反省して、今、真夜中だというのにデスクまわりの整理を始めた。とりあえず反省なのだ(笑)。

2000年11月2日(木) ランチ20人前
ランチを約20人分作った。下ごしらえを済ませていったので、最終的な「蒸す」「焼く」「揚げる」だけにしたつもりだったが、それでも時間の配分がきつかった。ケーキも朝早くに焼いたのだが、これも盛りつけ用の皿にのせていけばよかった。あー、なんと反省することが多いことか。この時期なら、スープにパンにポットティーとスコーンでもよかったかも。間があくとまた感覚が薄れそうなので、できればあんまり間を開けないでやってみたい。アップルスパイスティーが好評だった。

2000年11月3日(金) 餃子の皮
昨日の料理で餃子を出したのだが、いつものメーカーのものの少し小さなサイズを使った。しかしこれが大失敗。ただのサイズ違いかと思ったら、焼き上がりもまったく違うのだった。使い慣れているいつものにしておけばよかったと大反省。いつものなら音がバリバリするぐらいしっかりした焼き上がりだし、食欲をそそる焼き色がつくのだが、昨日のはほんとに頼りない皮で、焼き色もさえなかった。まあ失敗も経験のうちといえばそれまで。自分の企画力の足りなさが身にしみた。

2000年11月4日(土) 駄鳥
用事があって、羽田空港までお出かけ。家から高速バスで1本である。至極便利(本数が少ないのが難だけど)。いつ行っても思うのだが、あれだけの人が利用する施設で、真ん中の吹き抜けにある小さいシースルーエレベーターが1台、地下から最上階(屋上を除く)までつないでいるのがたった2台。あとはエスカレーターだ。シースルーのほうは、常に(!)ものすごい人が待っている。昼食は、いつもと違う店で。デリ形式の店にもかかわらず、高〜い。ファミレスのような画一的な味でないのは好きだけど、小さな総菜3つ(好きなものが選べる)と飲み物と小さくて軽いパンで1400円。ほんとに軽食という感じの盛りつけなのに、はあ。いつものごとく、地下の紀ノ国屋もチェック。朝岡香辛料の「ティースパイス」を買ってみた。クスクスやオリーブオイルも欲しかったが、重いのでやめ。バーニャカウダーの器も喉から手が出るほど欲しかった。がまん(すこぶるカラダに悪いな)。全体的に使い勝手がものすごく悪いのだけはいつも変わらないビッグバード。駄鳥とよぶほうが相応しいかも。

2000年11月5日(日) 穴あきスコーン
この前ふと「スコーンのデザインを穴あきにすれば、ケンタッキーの食感に近くなるのではないか」とひらめいた。で、早速やってみた。レシピはベーシックなスコーンと同じで、ベーキングパウダーだけを小さじ2に増やす。厚さは20ミリぐらいにし、型を抜くときに、ドーナツ型を使用。あとはまったくいつものスコーンと同じ。さくさくした感じは5割増しぐらい。軽い。メープルシロップがよく合う。いつものスコーンも好きだが、コーヒーならこちらのほうがいいかも知れない。そのうち「本日のおすすめ」にアップしよう。




2000年11月6日(月) 豆乳
週一回、お豆腐屋さんが宅配をしてくれる。豆腐は180円とスーパーに比べたら少し高めだが、きちんと豆の味がして深みのある豆腐である。豆乳は濃いのだが、豆腐の味にとても近く、昔むかし豆乳がブームになった頃のカラダにいいけどマズイのとは大違い。きちんと豆腐の一歩手前なのである。昔のはパックにした後にさらに加熱するからあんな味になるのだろうか。町中にお豆腐屋さんが少なくなった。でも、豆腐は生活に欠かせないものだから、できれば顔の見える関係であってほしい。一丁千円もする高価な豆腐だけでは暮らせないし、年に数回だけ奮発して高価な豆腐を食べるよりも、日常的に食べていたい。豆乳だって不必要な加熱は必要ないし、作りたてを味わえる。そんなこんなで、今日はいつもの豆腐屋さんの配達日だった。届いた豆腐はありがたく湯豆腐で味わうことにする。

2000年11月7日(火) カレンダー
先月の終わり頃から来年のカレンダーがお店に並ぶようになった。ここ数年は無印良品のカレンダーを使っているので、早いとこ買ってしまおうと思ったらあ然とした。来年の分からは月曜始まりで土日で終わるカレンダーになったのである。これも慣れなのかもしれないが、私はいまだに日曜から始まって土曜で終わるカレンダーを使っているし、来年もそういうのを使いたいのだった。何年か前に雑誌についていたカレンダーが月曜始まりだったが、結局使いづらくて春になる前に他のカレンダーに変えてしまったことがある。写真はよかったのに、残念。さて、これから先、月曜始まりが主流になるのか、従来の日曜始まりが生き残るのか。どっちだろう。

2000年11月8日(水) すいとん
掲示板で話題になったすいとん。なぜかこれまで食べた記憶がない。もしかしたら父が気まぐれで一度「ほれ、これがすいとんだよ」と言いながら作ってくれたことがあるかも知れないが、あまりにも記憶の彼方って感じで、よく思い出せないのだ。昨日、スーパーで「すいとん用の粉」というのを見つけて、せっかくだから作ってみることにした。濃いめのミックスだし(昆布、いりこ、しいたけ、かつおぶしなどが細かくなって不織布のパックに入っているお手軽なもの)を用意して、根菜と葉物野菜ときのこを煮て、ここに、こね上げたすいとんを落としていくだけ。もちもちした食感がちくわぶ系で、たまらなくおいしかった。しかも、温まるし。すいとんって、作る人は作るけど、縁のない人にとっては全然縁がない料理かも知れない。それにしても、こね上げたすいとんをどんな形にしようか多いに迷うカマタであった。つぶした水餃子のようかもと思いながらも、指の先では正統派の白玉状にくぼみをつけようとするし(結局そんなにうまいこといかなくて、ただのつぶれかけた団子と化した)。ふと袋をみたら、やっぱり水餃子みたいなイラストになっていた(笑)。

2000年11月9日(木) 過ぎてゆくもの
今年、カマタ食堂に栗をたっぷり使ったお菓子をアップしようとして、プロセス写真はよかったが完成写真がいまひとつで、結局アップできないまま栗の季節が終わってしまった。出回る時期は長くないのに、なんだかんだ忙しくしていると、つい季節を逃してしまう。一年一年がものすごい速さで進んでいるようだ。明日は「カリンのハチミツ漬け」を作る。もう、絶対に作るんだと決めている。こうでもしないと、また季節が過ぎてしまう。

2000年11月10日(金) 3か月
友人に「捨てるのがとても苦手」な人がいる。うらやましいぐらい広くて新しい家に住んでいるのに、居住空間としては、斜めになって歩くしかない感じなのだ。引きこもり系の私とは正反対で、つねに誰かしら訪問者がいて、彼女自身も「まあ、あがってお茶でもどーぞー」な人である。で、彼女に頼まれて、冷蔵庫の整理をした。ああああああああああああああああああああああああああああああー、何年物の漬け物なんだろ。なんで使いかけのカレールーが6箱も? まったくブラックホールのような冷蔵庫だ。最初は食べられるものとそうでないものを新聞紙を広げた上で仕分けしようという計画だったが、30キロの米袋をガバッ!と開けて、とにかく賞味期限だけで判断して不可なものは米袋へ、生き残りは新聞紙の上へとほとんど事務的にやっつけていった。結果、冷蔵庫はスカスカに。床にころがっていた缶ビールを冷蔵庫に入れたら、「あー、ビールを冷蔵庫で冷やすなんて何年ぶりだろう」と言われた。まあ、冷やさないでもOKならそれでいいんだけど。冷蔵庫もだけど、キッチンそのものがブラックホール化していて、これはもう半日やそこいらでは手に負えない。3か月使わないものは、たぶんなくても困らないもので、困ったらそのときにどうするか考えれば十分足りるというような話(ある雑誌の対談だった)を読んでから、けっこう思い切りがよくなっている。キッチングッズはなかなかそういうわけにもいかないが、生活全般はそぎ落としの気分でいこうと思う。

2000年11月11日(土) ジャムびん
昨日の友人宅で、外国産のジャムの空き瓶を手に入れた。ころんとしたいい形で、キャップにしてもたぶん20年も30年もこのままだったのではないかと思わせるデザインである。一時期、フランスのボンヌママンジャムのびんが好きで、買うならそれと決めていた。今でも細々したものを入れて重宝している。外国のパッケージはとびきり高価なものでなくてもすぐれたデザインなのに、日本のものは画一的だ。ずっと疑問だったが、仕事で食品関係にかかわるようになって、事情がのみこめてきた。ずっと前に、ある食品メーカーの飲料の企画をしたのだが、そのとき、工場のラインは特殊なびんに対応していないので、使えるびんの中からデザインを選ぶしかないということを知る。そもそも日本の食品は生産の寿命が短く、ある商品のためだけにラインをいじるとか、びんをオリジナルで作るなどというのは考えられないのだろう。残念な話である。

2000年11月12日(日) こはだ
テレビの料理番組で、選りすぐりの寿司屋の特集は、つい食い入るように見てしまう。とくにこはだのような下ごしらえに技が必要な寿司ねたなどは、たまらない。きちんと仕事がしてあると、美しい寿司なのである。こはだは、どこへ行っても高くない。でも、あんなに仕事がしてあるのだもの、原価のことなんかケチくさく言わなくていい。世の中がそういうことになれば、もう少し美味なこはだにありつけるようになるかも知れない。

2000年11月13日(月) ごまめ
今日はデパートにごまめを買いにおでかけ。これで田作りを作るのである。ちょっと早めに作ってホームページにアップしたかったし、講習会用のレシピも作らないと。しかし、全然ないのだ。スーパーにもデパートにもない。世の中、正月ぐらいしか使わないのだろうか。はー。という私もしばらく作っていなかったので当然か。ちょっとあせる。さて、レシピはどうなる?

2000年11月14日(火) APPLE FRESH事件
ドイツみやげの「Calgonit DEO」というAPPLE FRESHなるものがあったので、いっちょ使ってみるかという軽々しい気持ちで、昨夜食器洗い機に入れてみた。ドイツ語で書かれているためにちんぷんかんぷんなのだが、書かれているイラストから察するに食器洗い機に入れるリンスなのだ。食器洗い機用のリンス(仕上げ剤)は日本では一般的ではないけれど、売られてはいる。外国のは別にタンクがついていて、自動投入されるタイプが多いのかもしれない。ただし、このAPPLE FRESHは洋服ダンスに引っ掛ける防虫剤のような形をしている。さて、どのタイミングで入れればよいのだろう。いいや、わかんないから最初から入れてしまおう。で、スイッチON! 時間が経つにつれて、部屋中が安っぽいトイレの芳香剤の香りでぷんぷん。ちょっと玄関の外に出たら、気のせいか、外まで香りが漏れているようだ。う゛、耐えられない。人生の中でトイレに芳香剤を入れた記憶もない私が(だって、嫌いなのだ)、部屋中を毒々しい青りんごの香りにしてしまった。自己嫌悪。かれこれ20時間経過。まだにおう。わざわざドイツから青りんご爆弾・・・。今日は何も考える気がしない。

2000年11月15日(水) 白海老
6年ほど前になるが、冬の能登を贅沢三昧で旅した。何しろ、朝は抜いても寿司屋に行く。そして酒を飲みながら、見事に食べていく。なんという女と思われただろうか。白海老が旨かった。決して白海老だけが旨かったのではないが、冬の日本海ならではの楽しみを、そのときは白海老で味わった。だから、当然評価が高い。そして、値段はめっぽう手頃なので尚更よい。板さんは「白海老は手が掛かる割に(お金のほうは)あまりもらえないから、儲からないんですよ」と、正直に話してくれた。だろうなと思う。生の桜海老をちょっと太らせたぐらいの大きさしかないのである。殻をとり、しっぽもとり、本当に身だけにして、軍艦のなかにおさめなければいけない。生の海老独特の甘み。いくらでも入りそうだったが、それもまた粋ではないし、他にも手を伸ばしたかったのでぐっとこらえる。そしてまた、頃合いを見計らって白海老を握ってもらう。なかなか難しい。白海老は日本海にわざわざ出向かなくても魚屋に並ぶようになったが、甘い白海老を望むのはムリである。どうもこのところ、日本海がおいでおいでをしているような気がしてならない。

2000年11月16日(木) イチジクのコンポート
昼、女性に人気なイタリア料理店で食事。サラダ+パスタ+ガーリックトースト+デザート+飲み物で1480円とリーズナブルなランチメニューだった(もっと安くて軽いランチメニューもある)。メニューのうち、サラダとガーリックトースト以外は自由に選ぶことができ、パスタはワタリ蟹のフィットチーネ、デザートはイチジクのコンポートにした。このデザートがとてもいい。イチジクを皮がついたまま丸ごとコンポートにしてあり、アイスクリームが添えられている。パスタがちょっとハズレだっただけに、このコンポートがなければ次は行かなかったかも。早速作ってみようと、夕方イチジクを買いに走った。それぐらいおいしかったのである。

2000年11月17日(金) コンビニのおでん
夕方、コンビニに行く。雑誌を買い、新商品のチェックをし、お弁当の棚も一通り見て、レジへ。そこで気がついたのだ。これまでおでんのニオイが充満していたレジ周辺(というか、店内全部)だが、変わった。見上げると、天井に換気扇がついている。おでんも屋台風のディスプレイになっているが、あの構造はニオイを効率よく上に吸い上げるためのものだろう。ついふらふらと、おでんも買ってみた。なにごとも勉強である。昔、コンビニでバイトしたときのことを思い出してしまった。裏事情がわかっておもしろかったけども、オーナーは意地が悪くてイヤだったな。

2000年11月18日(土) 柿の種
筆柿という柿を食べた。初めて食べたのかもしれない。ほとんど店頭に並ばないし、並ぶ品種は富有柿(ふゆうがき)が大半だから。富有は平べったい柿の代表種だが、筆柿は小型で筆の先に似た種類である。この種を見てびっくりした。おせんべいの「柿の種」そっくりなのである。ということは、柿の種を思いついた人、もしくは柿の種のネーミングをした人は、筆柿かそれに近い種類の柿を食べていたことになる。富有柿しか食べたことがなければ、とうてい思いつかない。しょーもない発見をして、ひとり笑い転げた夜である。

2000年11月19日(日)  巨大なショッピングセンター
成田にある巨大なショッピングセンターに行った。とにかく、長い長い。たまたま入ったのが正面に向かって右端だったのだが、左端まで行って、そこからちょっと戻って2階に上がり、また左端まで戻ってくるのが運動会のようだった。通路も画期的に広いし、2階は外光が採りこめるような設計で、なかなか気分がいいのだが、欲しい物がまったくないのは致命的だった。買い物魔で通っている私が手ぶらで帰ってくるというのは、とんでもない出来事である。日常的行動と買い物傾向を知っている隣人のYさんが聞いたら、ひっくり返るだろう。館内を歩いている人を見ると、店のショッピングバッグを持って歩いている人が極端に少ないことが分かる。小物しか買わなくても、単価が高ければ店の手提げ袋に入れてくれるはずなので、ほとんどの人は、ただぶらぶら、万歩計の歩数かせぎのように歩いている気がしてならなかった。そうそう、ショッピングセンターに行く前に飛行場の脇の公園に行ったのだが、ちょうどTVドラマのロケが行われていて、行動は制限されるし、はあ。なんという日に出かけてしまったのかと、文句ぶつぶつモードだった。せっかくの休日だって言うのに、もう。ついてない。

2000年11月20日(月) 証明写真
パスポートの写真を撮った。一番最初にパスポートを申請したときは、モノクロだった。2年経って申請するときに、カラーにした。実は飛行機の中でアメリカ人が横に座ったとき、彼のパスポート写真がカラーでいい感じだったので、よし次は絶対にカラーだ!と、まだ初めてのパスポートをとったばかりだというのに固く決意。当時カラー写真をパスポートに使っている人はとても珍しく、人に見せると「カラーでもいいんだ」などとびっくりされたものである。そのときに好きだった人に撮ってもらったこともある。いろいろ悩んでいた時期だけど、何冊もあるパスポート写真の中ではピカイチだ。あんまり太陽の下で遊ばなかった頃なので、色白だったとも思う。今度の写真。まあまともに撮れていたけど、前回に比べ体重の差が歴然。自分でもうんざり。ダメじゃん!

2000年11月21日(火) スローフード
のべつまくなし簡単スピードクッキングばかりのご時世である。ほんとにいいの? 簡単にするために、効率よくするために、添加物に無神経だったり、おいしさは二の次の栄養主義だったり。せめて1日のうちの1食か2日で3食ぐらい、ちょっと時間がかかるような料理をしたい。ずっとキッチンにたってなくてもコトコト煮込めばいいし、オーブン料理にして、焼いている間は別のことをするとか。工夫次第でいろいろなことができる。とくに野菜料理は時間がかかることが多いために、最近は野菜の摂取量が減ってきて問題になっている。今後は欧米並に大腸ガンも増えるのではないか。食事時間ぐらいゆっくりゆったりしよう、効率一辺倒の食事を考え直そうという運動が始まっている。カマタ食堂のレシピもかなりの率でスローフードである。私が目指しているのは、スローとファーストの使い分け。ファーストもジャンクなファーストでなく、日本古来のファースト(たとえば、冷や奴とか湯豆腐のような)を組み合わせてもいい。もうちょっとゆっくりゆったりしようよ。空腹を満たすだけの食事なんて、つまらないもの。

2000年11月22日(水) 手品師
20日に続き、今日も「クリスマス&おせち料理」のミニ講習と試食会をした。今日は「ジンジャークッキー」「伊達巻」「栗きんとん」など。クッキーと栗きんとんはフードプロセッサーを使う。伊達巻はミキサー。ほんとにあっという間にできあがる。まるで手品師のようだ(笑)。「こんなに(フードプロセッサーが)使えるなら、買ってもいいかなって思った」と言われた。いや、見せているのはごくごく一部で、こんなくらいにしか使えないのなら、買わない方がいい。フードプロセッサー+ミキサー+テキストあわせて2万円弱の出費で、キッチン革命が起きると思う。だけど、これまた使いこなし次第。栗きんとんのとき、甘みはレシピを参考にして、あとはなめて決めてくださいとしめくくる。活字だと、なかなかそれが伝わりにくい。なめて決めればいいんです、甘さはほんとに好きずきなので。

2000年11月23日(木) バナナ
バナナも風邪を引く。なにしろ熱帯の果実なので、寒いのは苦手なのだ。悪いことに、バナナが風邪を引いても見分けがつかない。人間なら「うるうる目」「くしゃみ」「鼻水」「風邪声」などの諸症状で「うむ、風邪っぽい人だから近づかないでおこう」などの対策がとれるが、バナナの場合、マスクもしてないし(笑)。スーパーやコンビニで冷蔵ケースにおいてあるところがあるが、とんでもない話である。追熟が進まなくて甘みがのってこないばかりか、スカな感じになる。あまりにも無神経な店が増えてきたので、消費者のほうが賢くならなければ。でもなんだか変な話である。

2000年11月24日(金) チョコレート
今年もまた、チョコレートの新商品がたくさん出ている。昨年や一昨年のデビューのうち、どれぐらい今年も残っているのだろう。開発にはものすごいお金がかかるのだけれど、それをカバーして余りある成果になっているのだろうか。私がチョコレートを買うときは、外国の、もう何年も何十年も変わらない古典的な部類のチョコレートである。飾りっけがないけれど、チョコレートそのものが味わえる。前は輸入品が高かったのに、今では手頃どころか、国産のチョコレートが量が少ない割に高価になったものだから、状況は逆転。そろそろ目先の変化を卒業して、変わらないおいしさを追求してほしいものである。

2000年11月25日(土) マジックカット不調
料理は好きだけれど、半調理品を全く使わないわけではない。そこそこ取り入れている。このところ、あの中に入っている小袋のマジックカットが、かなりの率で不調なのである。そう「こちらの側のどこからでも切ることができます」などと書いてあるアレである。切れない、切れない、ちょっと位置をずらして切ってみるが、やはり切れない! で、結局キッチンばさみで切っていたりする。これじゃなんにもならない。むしろ、旧タイプの「ちょこんと切れ目が入っていて、そこを切る」というほうが、はるかにストレスが少ないのだ。いろんなメーカーでこの不調は見られるのだが、メーカーはわかってやっているのだろうか。だとしたら、確信犯なのだろうか(少なくとも、開発担当者は自社ブランドを使ってみるだろうし)。

2000年11月26日(日) 食欲をそそる色
私の住んでいる家の周辺にはミニストップがない。今日、でかけたら途中にあったので、寄ってみた。前から気になっていた「パニーニ」も買ってみる。選んだのはエビオーロラソース。260円也。エビが生臭い感じがした。けっこう好きと書いているホームページも少なくないので、評価はわかれるのだろう。それよりも、パニーニに欠かせないパンの表面の焼き目がほとんどないのがイヤだった。それでないと、つぶしただけのコッペパンのようだ。そもそもコッペパンのようなパンがパニーニというのもどうかと思ったのだけど、それはさておき、食欲をそそる焼き目をつけないと台無しではないか。ファミレスのグラタンなども、前はきちんと焦げ目がついていたように思うのだが、今やテーブルに置かれるメニューの中にしか焦げ目は存在しない。あれがあるとないとでは大違いである。

2000年11月27日(月) タイマー
昨夜、冷蔵庫にくっつけておいたタイマーを落として壊した。時間の表示がうまくできない。まだ新しかったので、かなり悔しい。しかしタイマーなしに料理のレシピはできないので、今日買いに行ってきた。前から狙っていたのはタニタ(たぶん)の製品で、4つもメモリーがついているもの。しかし色も含めてデザインが最低で、これと毎日つきあわなければいけないと考えるだけでうんざりした。パッケージを開けて実際に操作してみると、少しでも爪が伸びていれば押しにくい。たぶん爪が伸びていなくても押しにくいはずである。一時期フラットな電卓が流行したが、あんな感じ。電卓もやはりボタンに戻った。押せてナンボのものに、こういうデザインはどうかと思う。日本の工業デザインはまだまだ未熟だと言わざるを得ない。クッキングタイマーの最大手にしてこれだもの。あっさりとあきらめがついて、次の候補を探す。置いてある中ではセイコーのピピタイマーが色といい操作性といい、すごくよかった。メモリー機能(前回決定した時間を覚えている)つきなのもGOODだし。今度は落とさないように、マグネットで貼り付けておくだけでなく、ひもの先を冷蔵庫脇に流してテープで留めてしまった。(どれだけ悔しかったかが分かるでしょ?)




2000年11月28日(火) ひなたぼっこ
このところ、天気のいい日はテントウムシがさかんにひなたへ出てきている。まもなく来る冬に備えて、今のうちにごきげんな場所を探し回っているのだろうか。木の割れ目などに集団で寄り添っての越冬。これだけ飛んでいるのに、寄り添っている場所を見つけることができない。そんなに簡単に見つかるような場所にはいないのか。枯れた色合いの中、テントウムシの色はたぶん想像以上にきれいなんだろうと思う。

2000年11月29日(水) キッチン
朝からずっとキッチン。クランベリージャム(甘みが足りないので少し足せば完成)、三平汁(定番だから失敗なし)、デザート2種類(Web連載用、どっちもすごくおいしくて成功)。写真も60枚ほど撮った。イカも解凍したのに、そこまでできなくて残念だった。酒の肴になるのは、あまりにも明らか。和もの洋もの取り混ぜすぎて、部屋の中がものすごい香り(笑)。まだ部屋の外に出ていない。完全にひきこもってキッチンの一日だった。

2000年11月30日(木) ひとりごと
誰かのごきげんをうかがいながらとか、同じような行動を強いられながらとか、そういうことって苦手なはずなのに、状況として、泥沼にはまってしまったかなあという感じ。春が来るまで冬眠できたらどんなにいいだろうかと思う。ごめん、今日は元気ないです。


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