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2001年4月1日(日) オーブン初仕事
RE-LC2-Cのオーブンとしての初仕事は、ホッケの干物を焼くだった。すごいスタートかも(笑)。慣れていないせいか、おいしそうな焦げ目がつかなかった。でもふっくらと焼けたのでヨシとする。ほんの少し遠出。サクラは全然咲いてない。ようやくツボミがふくらみかけている。ここのサクラは、よそで散りはじめた頃にようやく咲き出すことを思い出した。でも毎年忘れて、毎年同じように思い出す(爆)。
午後、「森のリスの忘れ物」を焼く。どのキーを使って良いものやらわからず、正統派のオーブンで。他のことに熱中していたら途中で角皿の向きを変えるのを忘れ、焼き上がり。角皿のほうはみごとに天気記号の雷マークになってしまった。丸皿(つねに回転しているのでムラがない)は角皿を出したあと、10分間、焼きを延長。やはりコンベクションキーを使う方がいいとのこと。しばらく試行錯誤が続きそうだ。




2001年4月2日(月) 追悼
10年間よく働いてくれたオーブンレンジを見送ることになった(粗大ゴミの日なのだ)。撮影の時にはうんとこしょ、どっこいしょと車に乗せて運びもしたし、講習会に持ち込んだこともあった。実際、オーブンにはクセがあるので、できる限り持ち込んだ方が使い勝手がわかっているので、やりやすかったのである。10年以上使ったし、そろそろかなあとは思っていたけど、いきなりやってきた最期の日。デザインもよく、見た目はシンプルなのに機能は充実していて、私はこれがなかったら今ほど料理に情熱を持てなかったと思う。3段調節2段同時調理はとにかく魅力的だった。イトヨリのオーブン焼(イタリアン)もいくどとなく作ったなあ(しんみり)。


庫内の高さを計るうち、とうとうガラスも外れてしまいました。

2001年4月3日(火) 朝からエビチリ
朝、急に食べたくなって、エビチリを作る。もう、ガシガシと長ネギのみじん切りを入れて。とろとろの部分がご飯によく合うので、エビチリ飯である。朝から死んでもいいと思うぐらい口福だった。はふー。


2001年4月4日(水) アレッシのトースター
先日、オーブンを買いに行ったときに、石丸電器に寄った。ほとんど時間つぶしである。で、見てしまったのだ。アレッシのトースター! 前から欲しかったのだが現品限りとなっていて、目が点になってしまう。今これを買わないと、ずっとこの先、すぐれたデザインのトースターは手に入らないのではないかと思われる。つきましては、成人式のお祝い(って何年前のことだよというツッコミはナシね)と誕生日ともろもろ全部ひっくるめて誰かプレゼントしてくれないかなあ。家から出ないでこのトースターを安く手に入れる方法を考えてみる。で、オニケンは検索をかけた。それでとんでもなくおもしろいサイトにぶちあたる。ここね。おもしろいから、トップページを探し出して飛ぶ。あなたもどーぞ。すっかり読みハマっているうちに、何でこのサイトへ飛んできたのか忘れていた。しかたなく「戻る」を使って「検索のワード」を見た。「アレッシ トースター」となっていた。そうか、私はトースターを探していたのだった(爆)。よくある話。

2001年4月5日(木) 続・アレッシのトースター
製造中止なので、どうしても買いたいゴコロが揺れる。買いたい気持ちをぐっとおさえて、家の中に閉じこもってみた。

2001年4月6日(金) 朝からケーキ
いつもの通り早起き。メールに返事を書いたりしたあと、おもむろにフルーツケーキの準備を始める。基本分量の4倍を仕込んで5本にし、「熱風」で焼いてみる。予熱は10度アップして210度。焼きに入ってから60分後、上下とも同時に焼き上がった。焼きムラもほとんどない。調理が終了したときに、画面に「追加」と「終了」が出るのだが、オーブンにしてもレンジにしても「あとちょっと」ということが多いので、これは便利な機能だと思う。ということで、満足満足!


写真左2本は下段の丸皿、右2本は上段の角皿。もう1本は、撮る前によそへもらわれていった。

2001年4月7日(土) 雑誌
雑誌が好き。とっても好き。新しい活字。まだ開いてないページ。印刷のにおい。紙のにおい。揃ってる裁ち落とされた切り口。本にはない軽さ。本にはない新鮮さ。ということで、また何冊も買い込んできた。私の元気の素。

2001年4月8日(日) 青虫
年間パスを持っているので、お花見がてら地元のテーマパークへ。サクラが満開。半袖のTシャツでひなたぼっこ(半袖でも暑いぐらいだった)。とりあえず、〆切のない休日の過ごし方。昼間っからビール! 帰ってきて、ベランダ菜園のイタリアンパセリに青虫を発見。私の朝ご飯に使う予定を横取りするかあ(笑)。

2001年4月9日(月) テントウ虫の幼虫
昨日に続き昆虫ネタ(嫌いな人、ごめん)。けさ、イタリアンパセリと三ツ葉が混植してある木箱で、テントウ虫の幼虫を発見。まだ小さい。よーし、ばくばくアブラムシを食べて太るのだっ!(と声援を送ってみた)。テントウ虫の幼虫はあんまり知られていないが、ゴキブリの赤ん坊をマット仕上げ(つや消し)にして、背中にいっぱい黒いチクチクした針状のものをつけたような感じである。よーするに、かわいらしくない。見ようによっては不気味かも。しかしなかなかの働き者で、ものすごい勢いでアブラムシを食べて大きくなっていく。エライやつなのだ。テントウ虫の成虫だけしか知らない大人より、ずっとおもしろいでしょ。ただそれだけ。エッヘン! (ところで、円周率が3だって。何か変じゃない?)

2001年4月10日(火) 電話帳
新しい電話帳が配達された。ちょうどカマタ食堂オリジナルのエプロンを作ろうと思っていたので「刺繍屋さん」を探して電話をしたら「おかけになった電話は、お客様の都合により取り外してあります」という無機質なアナウンス。出鼻をくじかれた感じだ。せっかくその気になったのに残念。このところ、料理講座のときには黒地の業務用エプロンのようなのを使っているのだが、これがなかなかいいので、あとは刺繍の見本をつけて渡すだけなのである。他のところをあたるか。

2001年4月11日(水) スパム
メールアドレスを公開しているため、最近、いやらしいメールがよく届く。巨乳だとかさびしい人妻だとかに興味もないし、そういうこと(スパム行為)を平気でする人は嫌いだ。スパムメールを送りつけることを禁止する法律ができないものか。

2001年4月12日(木) チヂミ
久しぶりに、チヂミ。キムチをたっぷり刻んで、キムチとニラだけのチヂミ。海鮮チヂミとはまた違った味わいで、軽く、いくらでも食べられそうである。毎年植えようとして時期を逃すのだが、今年こそニラの苗を買ってきて植えるつもり。

2001年4月13日(金) ワサビ
ある掲示板で話題になっていた店でランチ。たしかに刺身はおいしいのだけど、ワサビが超しょぼいもので、がっくり。昔ながらの練りワサビだった。風味なし。お刺身定食に海老フライとかイカフライとかついてくるのも、しんどかった。ごはんもおいしくないし。こんなんだったら、お刺身盛り合わせだけ注文して飲んでいた方がよかったかも(って、昼間っから?)。たばこのけむりが充満してるのもきつかった。たぶんもう行かない。

2001年4月14日(土) ブッキー
近所になじみの猫が何匹かいるのだが、このところちょっとフラれているのが、ブッキー。ちょっと、ぶっきらぼうに見えなくもない猫ちゃん。じつは、すごく甘ったれだったりする。今日は会えるといいな〜なんて思いながら歩いていたら、かなり先を歩いているのを発見! いきなり急ぎ足で近づく。割と逃げる方なので、急ぎつつも慎重に。一瞬見失ったが、ちゃんと追いついた。でも[なーにしてんだか]という顔つきだった。写真は上からぶらさがったツタで遊ぶ直前のブッキー(本宅での本名は忘れた)。



2001年4月15日(日) 甘夏の砂糖煮
甘夏の砂糖煮を材料重量で1キロ仕込んでみた。なかなか作りがいがあったけど、実際に煮詰めてみると案外少ないものである。これを商売にしたらものすごく高価なパウンドケーキになってしまうなあと思いながら皮をむく。皮をむくのと小房から実を出すのは「ムッキー」で。それから皮からワタをとるのはチーズナイフでする。ナイフのほうは横に寝かせぎみにして、のこぎりのように前後に刃を動かしながらすると効率的。甘夏、今回は届いてから少し日数がたってしまった。あきらかに皮が薄くなるのでもったいない。次からは届いたらすぐに砂糖煮にしよう。

2001年4月16日(月) カラカラ天気
アミガサタケのシーズンだ。今年は12日に確認できたのだけど、まったく雨が降らないので、ようやく出てきたアミガサも、その時点からすでに乾燥物のような状態である。ああああああああああー、雨が待ち遠しい。ピーマンとナスの苗を買って植えたのだが、そのときに残り2つになっていたミニトマトの苗が売れてしまいがっかりだった。苗も水やりが必要なのだろうが、植えたときにやったきりで、とくにナスはマルチをしたせいか、くったりともしていない。それにしても、苗がなんでも50円均一って、儲けはあるのだろうか。いい苗ばかりなのに。


2001年4月17日(火) ミニトマト、リベンジ
悔しい思いをしたミニトマトの苗が、また店頭に並んでいた。迷わず4つ買う。ジャガイモの芽がだいぶ出揃ってきた。ベランダでは、この前見つけたテントウ虫の幼虫がだいぶ育っている。もうほとんどアブラムシを見かけなくなった。きっとテントウ君のディナーになったのだろう。奇怪なデザインの幼虫である。あれから「つるんとした誰からも愛される形の虫」に変身するとは考えにくい。虫は意味があってその形になっているのが多いのだから、あのすばらしいデザインは何のためだろう。おいしくなさそうと思わせるのか、毒がありそうだと錯覚させるのか、はたまたトゲがあって食べたら刺さりそうだと見せかけるか。いずれにしても、働き者のテントウ虫の幼虫君は大歓迎なのである。

2001年4月18日(水) 合羽橋
◆今日はマジ重。これっきりにしますんで許して◆
14時から品川で打ち合わせがあるので、早めに家を出て高速バス。それが思いのほか早くついたので、ふと思いついて合羽橋へ。フィスラーがモデルチェンジとかで、ものすごい割引率になっていて、思わず2つ買ってしまった。しかし、そのあとずっとこれや箱などがさばるものを持ち歩き、とほほだったことも事実。そんなのにゃー負けないわとばかりに合羽橋→品川→大井町→お茶の水→赤坂→八重洲と爆歩(もちろん、移動は公共交通機関を利用)。八重洲の地下街の成城石井でフェタとオリーブが一緒になったパックを見つけ、買って帰ってこれで夕食というか、つまみだな。充実した一日だった。

まずは伊藤景パックでパウンドケーキの箱。@90円×25(これが最小単位)


こんなふうにぶるさがっていて、フィスラーが最大80%引き。上/7000→1400円、下/6000→1200円。アサヒサンレッドで思わず購入。


出前のアレなんかがあったりするところが合羽橋


乾物問屋の萬藤さんへ。かっぱ君がお出迎え


萬藤さんの店内。塩も各種。気になったが荷が多くて断念


欲しかった鍋。そして合羽橋以外での買い物。もっとこまごまと見て歩きたかったが、打ち合わせ2つ抱えていたので合羽橋を後にした。東京洋食器の後にお店ができていたり、これまではプロ向け大量販売だったのが、少しずつ個人向けのディスプレイもできてきたりして、動きが感じられる。また行こうっと。

2001年4月19日(木) 続・合羽橋
いつも行っている店がどこというよりも、すごい勢いで多くの店をのぞいて歩く。合羽橋の店はフルオープンタイプばかりなので、わざわざドアを押して中に入らないでも、そこが自分に興味があるか、勘で分かる。興味があれば中へという感じ。
公式サイト
初めて行くなら事前にマップを送ってもらうか、加盟しているお店で入手するといい。
私のルートはこんな感じ。交番手前の陶器の田窯からスタート。ここは作家物や新しめのデザインが多く、楽しい。また店頭に山積みになっている陶器が普段使いに向いていて、いつも足を止めてひとつひとつ見ていく。外へ出たら同じ側を言問通り方面へ北上。ドクター・グッズや他の店をのぞきながら、ぐんぐん進む。吉田菓子道具店製菓器具の浅井商店などはたいてい立ち寄るところ。小さめの泡立て器も100円ショップのとはまったく違い、しっかりした作りでおすすめ。浅井商店で購入した(と思われる)。その先にサンプル屋さんがいくつか。外国のお土産にしたら喜ばれたが、案外高かったりもするので予算オーバーだった(笑)。手頃なところではキーホルダーやイヤリングがある。このあたりからユニオンにかけて、気になる洋食器を扱う店が多い。かっぱ橋通りを右折して萬藤(まんとう)さんへ。また通りを戻って、北上。適当なところで向かい側に渡り、ニイミ洋食器店方向へ南下していく。中華専門の中國屋とか、竹製品の近藤商店などをのぞく。カジワラキッチンサプライは1階と2階を見る。そして、お菓子の森へ。シュガークラフトやる人なら、ここに住みたくなるかもというぐらい用品が揃っている。パウンド型ひとつとっても素材各種、メーカー各種揃っているので選べる。迷ったらお店の人に相談するのが一番。どんな違いがあるか、どれが人気か、その理由は何か、きちんと答えてくれるし信頼がおける。ミキシングボウルをもっていないなら、ぜひここで。さらに一軒一軒ざっと見ながら前進。伊藤景パック産業 合羽橋店へ。紙箱や紙製のケーキ型が揃っている。お隣は、のれんの浅草屋さん。いつも気になるけど、のれんが似合う部屋がなくて残念。そしてニイミ洋食器の上に鎮座しているおじさまに見送られながら田原町駅へ向かうのが、いつしか自分の合羽橋探索ルートになっている。昨日は早い時間だったこともあり、かなりの店が開店準備中で、気まぐれにニイミ側から北上だったけど。どこも閉店時間がデパートやスーパーよりもかなり早め。夕方ともいうような時間に閉店になるため、注意が必要。また土曜日も閉店している店がある。日曜日はほとんどの店が休み。

2001年4月20日(金) ジャガイモの芽かき
ジャガイモの芽がたくさん出たので、芽かき。いくつも出たうちの元気な1本だけを残して、後は芽の下のほう(土との際)を人差し指と中指の指の股で押さえ、ひねるようにして抜く。大きなイモは期待できないが、掘りたてのうまさはじゅうぶんに味わえる。今から楽しみ。

2001年4月21日(土) 抱卵
割と近所の公園へ。ここはいつの間にかニワトリ天国になっている。露店で買ったヒヨコを育てきれなくなって捨てニワトリしちゃったのかも。ニワトリ(白=白色レグホン?)、ニワトリ(茶=赤玉鶏?)、烏骨鶏などがかなりたくさん。パンの耳を持っていったので、襲われるかと思った。これだけいるんだから卵だって産むよなあと思い、わけもなくさがす。ツツジの下に3個あった。もう、むきだしで。抱えてないならもらうぞ!といっしゅん考えたのだが、しっかりニワトリが戻ってきてくちばしで向きを変え、温めだした。よしよし。ニワトリの卵は1日に最低1回は向きを変えないと孵化しないと聞いたことがある。それを誰に聞くわけでもなくニワトリ達は実践しているのだろう。


上/ツツジの植え込みの中に卵3個発見!
中/怪しげな人と思われたらしく、ニワトリさんご帰還
下/八重桜が満開でした

2001年4月22日(日) ふかしイモ
注文しておいたジャガイモが届いた。大きすぎず小さすぎず、適当に大きめのも混ざっていたりして、なかなか使いやすい。さっと洗い、ふかして食べることにした。ビタクラフトの蒸し器は、片手鍋の上に穴のあいた片手鍋状のものをのせる方式で大きい2段の蒸し器ほど大げさではなく、日常的に蒸し物をするにはぴったり。野菜は蒸すとビタミンCがやや減少するが、食べやすくなる。色が鮮やかになる点もいい。ということで、蒸してバターをのせて食べる。単純にしてうまい料理なり。むはーっ、ぐびぐび(いきつくところの効果音)。

2001年4月23日(月) パパイヤメロン
スーパーで見つけたので買ってきた。ちょっとボケたような縞模様(模様があるだけで、ネットはない)。写真を撮って食べる。うっわー、ウリ! 調べたらアジウリの一種らしい。中はかなり白に近い。ものすごくおいしいと思わせる要素に欠けているのだが、これを仕入れた担当者も勇気ある人と称えたい。定着するのだろうか。

2001年4月24日(火) マクワウリ
パパイヤメロンのことを原稿に書いていたら(ネタの使い回しというツッコミは着信拒否っ!)、ネット検索で紆余曲折したあげく、マクワウリと判明。だったらマクワウリと書いた方が賢明だったのではないか。パパイヤメロンなんてちょっぴり見かけは悪いけど、私ってけっこうイケてるのよとでも言いたげなネーミングで、かえってハズしてる気がする。企画力のもんだいである。

2001年4月25日(水) 土壇場
あるパソコンソフトを使っていて、これまでできなかったことが、突然できるようになった。私はいつの間にか、すっかり土壇場に強い女になっていた(笑)。どたんばりきがあるとしか思えない。

2001年4月26日(木) ミトン
オーブンを使う料理や菓子作りをほとんど毎日やっているので、ミトンは必需品である。食器や型や天板が「ちょっと熱い」なんていうかわいさじゃなくて、ほれほれ十分熱いのだぞぉ〜というぐらい熱くなっているのである。で、ミトンは必需品なのだ。しかし、市販品で満足のいくミトンというのはほとんどない。どれもこれも見栄えばかりよくて、恥ずかしいぐらい薄手なのである。ミトンは熱いものを持つために使うのがわかっていながら、あのぺらぺら加減はなんなんだろう。冗談もほどほどにしてよねー(怒)、と言いたい。今使っているのは100点満点にしてまあ70点ぐらい。いつも行く道具屋(合羽橋みたいな店)にフランス製(?)の気になっているのがあるが、値段が8000円以上するので迷いっぱなし。見かけはどう高く見積もっても850円ぐらいなので(笑)。分厚いポットコゼーを作ったら思いのほか簡単なことを知った。こうなれば、オリジナルで作るか。ところで私のミシンは「布10枚重ね」なんてのに耐えられるのだろうか。「う!」と言ったきり昇天しそうである。

2001年4月27日(金) サラダ豆
スーパーの青果コーナーに、乾物からゆでた豆3種類がミックスされた真空パックの新商品があった。気になったので買ってみたら、これがとても使いやすい。まずは手頃な量であること。ほどよくミックスされていること。自分好みの味付けができること。私はサラダにしたのだが、スープやカレーなどにも使えるだろう。不足しがちな栄養素を食べ物から摂ることができるのは理想的である。トマトやレタスなどと合わせてもいいし、ドレッシングも気分で変えられる。電子レンジで温めるだけ、オーブントースターで焼くだけの食品が本当に多くなっているのは悲しい。せめて素材缶詰や素材パックをうまく活用したいものである。生協でこうした商品を開発したらどうかと思うのだが、悲しいかな、生協もどんどん「半調理済み食品」に押されているのが現状。さてどうしたものだろう。

2001年4月28日(土) かっこよく生きる
一時期映画に没頭していたせいもあって、私は20代のときに、これ以降の人生を10年刻みに「映画の中のあの人」みたいな感じでいこうかなと、イメージした。20代はメグ・ライアン。30代はデブラ・ウィンガー。40代はシガーニー・ウィーバーだ。デブラ・ウィンガーを意識した直接のきっかけは「夜霧のマンハッタン」という映画だった。チャーミングで頭が良くて、それでいてどっか抜けていて、この映画、彼女のハマり役とも言われているし、私もそう思う。31才のときの作品のようだが、実際はもうちょっと上に見えた。「エイリアン2」で白のタンクトップ姿が強烈だったシガーニー・ウィーバー。女の私が惚れ惚れするようなかっこよさ。これからの女は筋肉よ!とでも言いたげな肉体美。さーて現実はというと、牛乳カリントウをぼりぼりしながらこのページを更新しているというありさま。なんというていたらく。これもまた人生なり(笑)。20代のときに40代までイメージしちゃった私もすごいが、それ以降を何にもイメージしてないのはどういうことだ。ははは。

2001年4月29日(日) 寒いトイレ事情
いきなり池袋へおでかけ。サンシャインビルだったが、なんだかストレスのたまる設計のビルで何度行ってもダメだ。集客数の割に、トイレの数がすごく少なかったり、身障者向けのトイレがないのか、あったにしても場所が分からない。子供のためのトイレがないので、長い行列の横をもじもじしながら悲惨な状態多数。だいたい、レストランフロアのトイレで個室の数がたったの4つというのもね。私の後ろに並んだ人が赤ん坊を抱えていて「ひょえー、オムツかえのシートがあるのは、たったひとつ。それも個室の中でそこが空くのを待つわけ〜」と、その後ろにいた連れの人(たぶんお母さん)とボヤきまくり。そうだよなあ。

2001年4月30日(月) ミトン
気になってしかたがないミトン。もう作るしかないと決める。家にある生地の箱をながめてみる。こうしている時間が一番楽しかったりして。


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Akiary v.0.30