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2002年4月1日(月) ヤマブキ
外へ出たら、はらはらと舞うソメイヨシノの花びらの向こうに、ヤマブキの花。今年はいっぺんにやってきた春のせいで、花も一度に咲いているようだ。猫のおーたんちのローズマリーも咲いてたし。春はいいね。なんでもかんでも、その気にさせてくれる。昨日の続きで仕事場の整理(というか、不要品処分が大半だ)。床の上にあった雑貨の中から財布が発掘された。私の財布は縄文式土器のようである。



上/ヤマブキ。下/フキノトウのトウがたったもの。見る機会がほとんどないので、これだけ見ても分からない人が多いのでは?

2002年4月5日(金) 再び笠間
笠間(正しくはその近くで、住所は笠間じゃないんだけど)の陶芸家の橋口信弘さんの工房に先月キリンのからみでおじゃまをしてきたばかりだが、今回、別件で再び取材に。その話を電話したら、とっても喜んでくれた。パートナーである藤橋敦子さんの陶器も好きで、カウンタープレゼントは藤橋さんのマグに決定。どういうのがあるか、ひとつひとつ柄が違うので当日選ぶことに。とても楽しみ♪ その打ち合わせを電話でしつつ、同時進行で自分のコーナーの執筆や写真もやらなければ。ふー。でも、とっても楽しい。今回は英国流の公園ランチなどなど。22万部の発行(新聞折り込みタイプの情報紙)で、いずれウェブにもアップ予定。

2002年4月8日(月) 代官山
夜7時から渋谷で打ち合わせが決まっていたが、週末に別の会社から電話があって「なら月曜日に打ち合わせの時間とれませんか?」とのこと。了解っ! 恵比寿からてくてく代官山方向へ。打ち合わせのあと、代官山に出る。ずっと行きたかった代官山タワーのタベルナのチェックに行く。が、途中の雑貨屋にふらふらと立ち寄ってしまい、なかなかたどりつけない。電脳カマタ食堂の読者のかたから、「右腕に掲載されているスクープはどこで買えますか」というメールをいただいているのだが、私も追加して買いたいのだ。なぜか扱いの店がわからない。困った困った。でも必ず見つけますからという返事を書いて送ったら、なんと代官山周辺には扱い店がゴロゴロあって、なんじゃこりゃ!の世界。やっぱり東京だなあというのを痛感させられ、号泣するのだった(ちとオーバーすぎるけど)。もちろん買った。そして探していらっしゃるU原さんにもメールで連絡。とにかく見つかってよかった。ホッ。代官山アドレスのタベルナに到着して、少し買い物。それから渋谷に移動。会議は夜7時からで、終わったのは22時過ぎ。最終バスぎりぎりになったが、とにかく無事に帰路につく。

2002年4月11日(木) 笠間取材
寒いけど、なんとか天気には恵まれる。笠間におでかけ。再びウメちゃんの熱烈歓迎を受けるが、撮影立ち会いに集中するあまり、ウメちゃんに冷たい態度をとってしまう(ウメちゃんゴメン)。後日撮影に使う橋口さんの大皿や角皿、私のカウンタープレゼントのために藤橋さんのマグをチョイス。記念に私のマグも購入した。角皿はとても使いやすそうだったので、撮影用ではなく個人的に欲しかったが、点数がなくて結局手元には残らなかった。しくしく。あわただしくギャラリーに移動して、撮影。そのあとちょっと遅めの昼食にありついた。仕事はたてこんだ一日だったが、すばらしく充実していると思う。20代や30代前半では得られなかった充実感。遅咲きもいいものである。

2002年4月12日(金) オニのような〆切
昨日の取材を原稿に。今日は東京なので、ディレクターには「行くまでに原稿をあげてくださいね〜」とやんわり言われるが、結局オニなのだった(笑)。前回の下地があったので、昨日のうちにほとんど書き上げて、キャプション部分だけ選んだ写真に合わせて書く。早めに出かけたかったが、そうもいかず、結局ギリギリまで原稿を書いた。特急で上野へ。そのあと山手線で新宿へ。少しだけ早めについたので、ルミネへ。高島屋は帰りにチェックしたいなと思いながら、合流して会議へ。14時〜16時半の予定が大幅にオーバーし、そのあと内輪の打ち合わせをして、終わったのが20時。高島屋も儚く消えた。ずっと買いたかったスリッパを通りがかりに買ったら一緒にいたプロジェクトのメンバーKさんに「カマタさん、いつそのスリッパをチェックしてたの?」と言われた。「ふふふ、行きがけ。歩きながら」これだから女の人は、ってな顔で笑われた。でも、本革のスリッパが980円は買いでしょ。

2002年4月15日(月) かぼちゃの煮付
明日は水戸で撮影。そこで先日の橋口さんの器のスタイリングと、お客さまのお宅の取材をする。夜になってもビシッと決まらない。何度かデジカメでダミーを撮ってディレクターに送ったが、OKが出ない。オリエンタル調のクロスも別なものと差し替えになった。昼間のうちにたのんで作っていただいた練りきりの和菓子を盛ってみるといい感じになったが、夜になって「やはり料理で」ということになり、急きょ、食材を買いに。かぼちゃの煮付、里芋の煮付を作ることにした。里芋だけ夜のうちに仕込んでシャトルシェフに。煮崩れしやすいかぼちゃは朝。これはビタクラフトで作ることに。午前中、板を探しにホームセンターに立ち寄ってから取材先におじゃますることにした。

2002年4月16日(火) 取材、撮影の立ち会い
朝、かぼちゃの煮付けを作る。あくまでも写真撮りなので、しょっぱそうに見えるのはダメ。しっかり面取りをし、ほどよい色に仕上げた。大きさはあえて大小にしておいた。約束の9時半に頼んでおいた和菓子を取りに行く。美しい。撮影と知っているので練り切りの中心に餡を入れていない。その辺は何も言わなくても心得ていてくださって「餡なしで仕上げてます。大きさもまちまちに、ひとつはかなり傾けてます」と御主人。とてもやさしい方。5連の観光ポスターの草もちも、じつはその方に作っていただいたもの。季節はずれだったので、特注品。このところ、お世話になりっぱなしなのだった。ホームセンターに立ち寄ったが、めぼしい板がない。東急ハンズのあのフロアのあそこに立てかけてあるのに(笑)。


2002年4月17日(水) 渋谷→赤坂見附
未明に起床(いつものことだから、きつくはない)。すぐに原稿を書き始めて、メールで送る。1時間もすると足りない原稿やら画像の指示がメールでくる。朝っぱらからガシガシ仕事(ディレクターとライター、超早起き組。すごい組合せ)。8時すぎのバスに乗って特急フレッシュひたちで上野→地下鉄銀座線で有楽町。無印とマーサ・スチュアートのチェック。お昼ちかくになったので、meal MUJIでランチ。感覚はよかったのだが、4点盛り(3点かもしれない)のうち半分はかなりしょっぱかった。お飲物いかがですか〜の声につられてコーヒーを注文。が、ふと目をやると「グラスワイン」があって思わずこちらに変更。すごくおおぶりのグラスに入っていて、ワインもさぞかし幸せだったろうと思う。その後、キャトルセゾンで限定版のCD、グラスなどを購入。打ち合わせの後、赤坂見附の東京写真文化館で行われている写真展(グループ展)におでかけ。Webで知り合って、あとで私の10数年来の友人れいこちゃんという共通の友人がいることがわかり、びっくり。会えるかなと思ってでかけたのだけど、とうとう会えずじまい。でもきっといつか会える。会いたいなって思ってると、たいていそんなもん。←なんて楽観主義なんだろ。地下鉄で赤坂見附→京橋と移動し、東京駅から高速バスで帰宅。

2002年4月18日(木) 無印のお茶
きのう無印で買ってきたお茶。これ、すごくよかった。有楽町の無印はバルク販売をとっていて、他とはあきらかに違うサービスを実施してた。う・うらうやましい。



上/これがそのお茶。スプリングブレンド、です。50グラムで350円。とってもお値打ち品だと思います。下/茶葉は買ってくると無印のガラスキャニスターに詰め替えることがほとんど。中に何を入れたかわからなくならないように、ラベルを切り抜いて入れておきます。シンプルなボトルでたくさん並べて置いても(見た目が)重くならないのがいい。それにしても、スタバ1回分のお値段で優雅なティータイムが何度でも味わえるおうちカフェっていいと思いませんか? 私ってただの貧乏性かなあ。


2002年4月19日(金) ジャグカバー
日本でなかなか定着しないかもとおもわれるもののひとつ。でもイギリスではとってもすてきだった。何よりも、イギリスの家具や生活習慣にあってたし。いくら忙しくてもお茶の週間だけはかたくななまでに守る国民なので、朝食も個々に完成されたスタイルがあって変えないし、変えることをよしとしない。でも、そんなところが好きなんだな。変わるばかりが進化とは言わない。

ジャグカバーに目を付けたのは、かなり早かったです。時間があったら編んでみたいな。きのう書いたスプリングブレンドをグラスに入れたらきれいな色に。ジャグカバーをしてみました。

2002年4月20日(土) 御殿場・その1
キリンシーグラムの富士御殿場蒸溜所にて「第17回mt.Fuji ウイスキーカレッジ」。私もスタッフの一人として参加することが決まっており、こちらを午前4時に出発。一日曇りの天気予報を見事に裏切って、朝からあいにくの雨だったが、それでもたいした渋滞もなく御殿場に到着。早く着きすぎたのでゆったりと朝食をとり、明日のロケハンを兼ねて周辺を軽くドライブした。イベントの模様は、後日レポートする極楽クラブでたっぷりとお楽しみいただくとして。スタッフは当然飲めない(飲まない)わけで、ブレンド体験となったかなり広めの会議室はウィスキーのモルトの香りだけでクラクラ状態に(^_^) そこにいると麻痺してくるのだが、一度廊下に出て戻ってくると強烈な体験ができるのだ。12年物の樽出しシングルモルトはおいしかった。うむ。


2002年4月21日(日) 御殿場・その2
仕事を終えてから、御殿場プレミアムアウトレットへ(まあ、これも仕事の一環ですが)。なんと表現したらよいのか。日頃から嗅覚で「お得な生活」を送ってる身には、物欲を満たしてくれるだけのステージとしては物足りないかも。とかいいつつ、なんやかや買っていたような。しかしまあ、みごとに雨に降られてしまう。足が棒。

2002年4月22日(月) 吠える走る
御殿場から帰ってきたばかりだが、いきなり〆切である。今週はわんさか状態の〆切で、とにかく毎日毎日みっちりお仕事。まずは御殿場の旅日記。楽しいところから手を付けると、あとは勢いでなんとかなる。しかし、時には楽しいことにハマりすぎてしまい、にっちもさっちもいかなくなることも。みごとな現実逃避なのだが、現実逃避をしつつも、それがしっかり仕事だったりするから笑ってしまう。富士山のない御殿場旅行記になってしまったなあ。ま、仕方がない。由比にも行ってみたかったが、あいにくの雨だったし。

2002年4月25日(木) コンクール入賞
今年3月に駅貼りされていた「茨城県観光5連ポスター」が、平成14年度 日本観光ポスターコンクールで入賞に決まった。273組(382枚)中、金賞1点、銀賞7点、入賞14点、特別賞1点だった。12月1月2月と、印刷の直前まで二転三転(そのまた三倍ぐらい)あっただけに、まったく涙が出そうなほどうれしい。受賞作品は6月発行の「月刊 観光」に掲載とのこと。


2002年4月27日(土) 新宿タカシマヤ
今日は新宿。Webのプレゼン。ゴールデンウィークに突入してしまったので、道路状況の読めない高速バスは危なくて使えない。JR常磐線で行くことにした。特急フレッシュひたち16号だったが、やはり混んでいて座れない。それはまあいいとしても、人が多いために車両のドアが開けっ放しになり、喫煙車両からの煙がものすごく流れてくる。くらくらした。なんとかしてほしい。上野で山手線に乗り換える。少しだけ早めに新宿についたので、新宿タカシマヤに寄る。そうかここはタカシマヤであって、高島屋ではないのね。欲しい物もなく、急ぎ足で見て西新宿へ。カフェで他のメンバーと合流(中略)。無事に終え、デパ地下で食料品(惣菜とデザート)を購入して帰途につく。久しぶりにビール。んまい!



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