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2004年6月1日(火) 雑穀米でシェイプをキープ-1
最近は白米に雑穀をブレンドして使ってます。1合あたり大さじ1.5ぐらいでしょうか。ときどき、そば茶ごまも追加して、オリジナルブレンドに。雑穀米はすごく腹もちがいい気がしてます。お腹がすきにくいので、間食が減る。ということで、ビタミンやミネラルが不足しがちなダイエット中には、とくにおすすめです。使うときにブレンドするので、[白米だけの日][白米2:発芽玄米1の日][雑穀ブレンドの日]などを日替わりで楽しむことができます。


写真としては、もっとこんもりと盛るのがお約束。でも、雑穀米なら、そんなに盛らなくても平気なの。いつもはこんな感じ。よーく噛んで、ゆっくり食べます。たとえばカレーなら、最初は小さなスプーンで食べてみるのもいい。一口一口、時間をかけるのが大切です。

2004年6月2日(水) 雑穀米でシェイプをキープ-2
なんだか最近、女性の身体が貧弱になってきてる気がします。体重とかセンチメートルという数字だけがクローズアップされて、バランスをすっかり忘れています。身長は平気で20センチほどの開きがあるのに、なんで一律の体重であり、ウエストなんでしょうか。ヒップもしかり。数字が少なければいいかの風潮に、私は疑問をもっています。最近はひたすら薄い傾向にあるようで、渋谷など歩いていると、まるでこの人たちって液晶テレビみたいだわ!とさえ思ってしまいます。細くてもいいけれど、しっかりと骨太でいてください。数字だけで競うのはちょっと悲しいことだということも、心のどこかに留めておいてくれたらうれしいな。彼女たちが行くような店で、普通に雑穀米が登場するようになったら、日本も暮らしやすくなったと思うことにしましょう。


2004年6月4日(金) その1/ストロベリー クリーム フラペチーノ@スタバ
朝から東京。6時半に出て、東京駅で人と待ち合わせ。スタバストロベリー クリーム フラペチーノ(S 390円)。イートインなのにカップにドームをされてしまい、なんとなく違和感ですが。オフィス街にあるせいか、9時直前からゆったりとなって、企画を考えたりするには過ごしやすいかもなどと思いながらいました。





2004年6月4日(金) その2/ハッピーランチ@ターリー屋
午前の打ち合わせをお茶の水(本郷)、午後1の打ち合わせを新宿で済ませ、本日の初食事を嗅覚で決定@西新宿8丁目(地下鉄丸の内線・西新宿駅からすぐ)ターリー屋。なんと、14時をたっぷりまわっているというのに、ほぼ満席。私が入店してからも、どんどんお客さんが入ってきてました。店内をよく見ると「14〜16時はナンのおかわりが無料(期間限定)」などとなってます。キッチンでは外国人シェフがふたり、きびきびと働いていらっしゃいました。偶然見つけたお店ですが、近所なら足繁く通ってしまうことでしょう。女性一人でも気軽です。私の右どなりもそのとなりも女性ひとりでした。ひとりだからこそ、おいしいもの食べたいものね(二人なら、ちょっと高くても味はそこそこでも、つい雰囲気を重視しちゃいません?)


カレー2種類の定食。5つの中から野菜系2つをチョイス。ライスと目玉焼き、アチャール(インドのつけもの)、そしてアツアツのナンがついてます。飲み物はアイスチャイ(なんと100円)。

ナンのおかわりは自由。「ひとつひとつ焼き上げますので、お変わりは4〜5分の余裕をもって」の言葉通り、アツアツがきました。これだけ食べても1000円でおつりという、すごくコストパフォーマンスのよいカレー屋さんでした。


2004年6月4日(金) その3/窓から見た夕陽
前夜、いろいろあって一睡もせず、東京でハードな一日。終わって帰路のバスの中では、乗ってから高速に入ったのも気がつかないほど熟睡。途中で目を覚ましたら、窓の外にはすばらしい夕陽が広がっていました。




2004年6月5日(土) むぅな、お昼
先日、用事があって午前中から出かけ、ほとんど時間のロスなしに次の目的地に移動。それが終わったのが午後2時過ぎで、気がつけば朝早くにシリアル+牛乳という簡単な食事をしただけ。食事を済ませることにしました。めずらしく、お寿司の気分になり、海鮮ばらちらしを。ランチの時間帯を外していたのでゆっくりといただけたのはよかったものの、いろいろな点でむぅ。名店の直営なのですが、たしか前にも同じような気持ちになったのを思い出しました。


水菜がボソボソしていて、酢飯との相性は---


2004年6月6日(日) リネンの鍋つかみ
買おうとしていた鍋つかみが廃番になってしまいました。すっかりそれと決めていたのです。さて、どうしましょう。このところ気に入っているリネンのディッシュクロスから1枚選んで、ほぼハガキの大きさの鍋つかみを作りました。直線だから型紙も必要なし。刺し子用の糸でアクセントを。薄くナイロン綿をつめてあります。ミシンではなく、手縫いだけの簡単ソーイングです。


刺し子の糸は何色か揃えておくと、いろんなことに使えます。


2004年6月7日(月) 黄金色のリゾット
アスパラガスが届いたので、ものすごく贅沢な本数を使って、アスパラガスのリゾットを作りました。お米もきちんとイタリアのリゾット用のお米です。サフランもたっぷり入れて、黄金色! 去年イタリアで覚えた味をしっかりと再現できました。レストランできっちりと食べ頃でサーヴするのは難しいとか。自分で作ってみるとよくわかるのですが、食べ頃って本当に短いんですよね。


今日のワインは、BOLLA Volpolicella Classico POIANE

2004年6月8日(火) 布団綿
鍋つかみ、ナイロン綿よりも、昔ながらの布団綿のほうがツルツルしなくてよさそう。布団屋さんにいかないと手に入らないような気がしますが。


2004年6月12日(土) カザーレ パラディッソ
ブランチにパスタ。ストックの中から、イタリアのカザーレ パラディッソ社のパスタミックスを使ってみました。パスタ用調味料がセットされていて、あとはオリーブオイルとパスタを茹でている湯を少々加えるだけのもの。塩蔵ケッパーを少し塩抜きして足してみたら、ちょうどいい感じ。2人分×2袋入り。ツナも合いそうです。


今日使ったのは、バジリコ&トマト。


2004年6月13日(日) 3種類の食事パン
ストッカーにグラハム粉があったのでパンも焼こうと思い、冷蔵庫の中のドライトマトをぬるま湯で戻してイカを買いに。生イーストと強力粉を買って、戻ってきてからこねこね。生地は一緒でドライトマトローズマリー松の実のパンに。それぞれフォカッチャと丸型に成形。どれもおいしかったけど、刻んだドライトマト入りが好みです。



上の写真は、手前からフレッシュローズマリー、ドライトマト、松の実です。下は手前が松の実のフォカッチャ、後ろがドライトマト。塩を入れたエキストラバージン・オリーブオイルを用意して、これをつけながら食べるのが好きです。バターのかわりですが、オリーブの風味がとってもよく合います。オリーブのテイスティングもシンプルなパンにつけてするんですよ。


2004年6月13日(日) イカスミのスパゲッティ
今日のブランチもストッカーの中からアレンジ。イカスミのソースを使って、ホールトマトと玉ネギの用意まで済んだところで、やっぱりイカも入れたいと買い物へ。戻ってきて続きをしてソースを仕上げ、アルデンテのスパゲッティと合わせました。買ってきたイカのスミもちゃんと使用(笑)。


黒くてわかりにくいけど、じつは野菜もたっぷりです。


2004年6月14日(月) イカスミバーガー
昨日の丸いパンを温めて、切れ目を入れて、これまた残っていたイカスミのソースをはさんで、イカスミバーガーにしてみました。もともと塩味の少ないパンなので、意外にもぴったり。そうそう、このパン、生イーストが発酵するために必要最小限の砂糖しか使ってなくて(粉500g に砂糖大さじ1)まさに食事のための素朴なパン。かつて、親しかった友人が「スエコは粉さえあれば生き抜けるよねえ、たくましいよね」と笑ったけど、粉とカメラさえあれば、たぶん生きていけると思う。しかも年々たくましくなってます。生活技術の向上です、ふふ。


イタリアンパセリをはさんだら、香りのアクセントにもなりました。しかし説明もなくこれを渡されたらびっくりしそうな色ですね。


2004年6月14日(月) ロットリング、ゾノックス
父がエンジニアだったせいで、小さい頃からこだわりの文房具に囲まれて育ちました。製図板やドラフターがあって、キレイに削られた製図用の鉛筆が並んでいて。という特殊な環境のもと、ロットリングが普通に語られる日常生活で、いつしか私も文具好きになっていました。「いい文具は、きちんと働いてくれる。信頼のおけるパートナーである」という父はちょっと高いものも平気で買っていましたし、買ったら日付を入れて長いこと愛用するのが常でした。その父も現役バリバリだった頃はまだ高くてなかなか買えなかったロットリング製品。時代は変わって、今は日常的に使えるシリーズも出ています。なかでもゾノックス ローラーポイント EFは、書き心地がなめらかで、インクの色が深い黒でいい。あくまでも私の感想ですが、とくに横書きでは威力を発揮し、細かい文字や住所録向きというか、ストレスがきわめて少ない筆記具なのです。大人が使うのに耐えうるデザインというのもポイントが高い。コストパフォーマンスのよさ(210円)も気に入っている点です。パソコンなしでは仕事もプライベートも考えられませんが、私にはペーパーレスもあり得ないと思います。


私のお気に入りのモールスキンもゾノックスも、信頼文具舗に揃っています。


2004年6月15日(火) バスにのってお出かけ
午前中から午後、ずっと書き仕事をしていて、そのあと材料を仕入れにお出かけ。バス停でバスを待っていたら、なんだかプチ入道雲のような雲を見ました。都バスのように利用者は多くなくて、本数も少ないし、かなりオンボロだったりしますが。新しいバスだと今日はラッキーって思う、すごく単純な私です。今度時間を作って、途中下車してみよう。なんだかわくわく。






2004年6月16日(水) ミディトマトが微笑んだ
朝からずっと、撮り仕事、書き仕事。材料を仕入れに行ったら、簡易パックのミディトマトを発見! ピンポン玉と同じか、それよりやや小さいサイズのトマトが混ざっていて、どれも樹上完熟(切ってから赤くさせたのではなく、赤くなってから収穫したもの)。生産者さんの顔写真がついてました。私が買ったのは、中川さんのもの。撮影が終わって食べたら、とっても甘くて、実が詰まっていました。最近あまり大きなトマトを買うことがなく、ほとんどミディトマトです。




2004年6月17日(木) キャラメコーン・ラテ
1日、ひたちなかで取材。出かける前に4カット撮影があって、それをメールで納品してから出かけなくてはならず、ちょっとあわただしくなりました。特急に乗り込む前に雑誌を買うためにコンビニへ。で、一緒に買ったドリンクがキャラメルコーン・ラテ。思わず買ってしまった感じです。テイストはそのままで、案外あっさりでした(そうですよね、これから夏に向かうのだもの)。




2004年6月17日(木) 生成りのコットン
(お知らせ)
すぐ下に[キャラメルコーン・ラテ]追加しました。(6/21)



いつもは丸いコットンを使っているのだけれど、扱っている店が少なくて、買い置きするのもイヤなのでこれに変えてみました。見た目はそんなに違わないようになんだけど、やさしい生成り色した無漂白のカットコットンはとってもやわらかな肌ざわり。毎日使うものだから、環境にもよくて、使っていて気持ちがいいものを選びたいなあ。ということで、しばらくこれでいくことにしました。


ふかふかふんわぁ〜り。


2004年6月18日(金)  ビワの季節
ビワをいただきました。大きくてみずみずしいビワ。行儀良く箱に並んで。ビワはお尻のほうから皮を剥くと切れずにつるりと剥けます。冷やすと甘みがうすく感じられるので、冷やさないで食べるのもコツ。冷やすにしても、さっと。




2004年6月22日(火) どこまでも青い空
前日の台風の大風のあと。みごとに澄んだ青空になりました。で、東京です。天気予報でも「今日は暑くなりますよー」の予報通り、うだるように暑く、強く照りつける太陽です。午前中は日暮里。昼は知り合いと待ち合わせしてランチ。そのあと水道橋で1件、神田で1件打ち合わせという、かなり濃いスケジュールでした。ですが、収穫もたくさんありました。仕事はつくづく人と人、縁あってだなと感じます。



サラダ、パスタ(旬の鰹の香草ソース)、自家製のパン、エスプレッソのパスタランチ。ドルチェ(追加)はカシスのムースとマンゴーのアイス。


2004年6月23日(水) すっかり夏の空、麻のブラウスを着る
本日も取材で出張です。何を着ようか迷って、麻のブラウスを選びました。ジャケットも手放せません。梅雨は何処へ行ってしまったのでしょうというような、夏の空。朝食は、特急の中で。経営の本を読みつつ、でした。




じりじりあちち、な一日。


2004年6月24日(木) 鍋つかみ、より使いやすく
6月6日に作った鍋つかみ、ポリエステル綿を入れたのだけど、つるつるして使いにくいのが気になってました。一昨日、日暮里に出かけたとき、繊維街でキルト用のコットンの布(中綿用/商品名はNATURAL COTTON BATTING)を見つけ、これは理想!とばかり、買ってきました。一度閉じてあった口の糸をほどき、しかるべきサイズに切った中綿をそっと入れて、再び閉じる。今日の作業は簡単なものです。




昔の毛布みたいな感触です。パッケージもクラフトの手提げ袋の中にもそっと入っていて、いい感じ。


2004年6月25日(金) コスメ
たいした量もない化粧品だけど、使い勝手をよくするために、アクリルのケースに並べてみました。背丈が足りないのは、下にガラス玉を入れて上げ底に。小×4、大×2に区切られていて、化粧水と乳液も、まるで計って作ったかのようにぴったりフィット(こういう偶然ってすごくうれしい)。あとは増やさない努力あるのみ、ですね。このケースと同じケースで、文房具も整理することにしました。


使いそうもないのは、思い切って処分しちゃいました。


2004年6月26日(土) にんじん・にんじん
にんじんが旬です。生協に注文していたにんじんが届きました。あ、前回届いたの、まだ使い切ってない。じゃ、話は簡単。にんじんをメインにしちゃおう(笑)。よくハンバーグの添え物で彩りに2つ3つあるアレを、しつこくなく、家庭料理風にアレンジ。水と砂糖少々で煮て、やわらかくなったところで、バターをからませて仕上げ。おしまい。夜、ドライトマト入りの自家製パンと一緒に、ワインを少し。


イタリア産のドライトマトを刻んでお湯で少しやわらかくし、生地に混ぜ込んだ自家製パン。グラハムを20%入れたから、クッキーのような色合いです。で、形はゲンコツ(笑)。


すごく味が濃いにんじんなので、味は控え目、バターはからめる程度に。

2004年6月26日(土) 今年の梅仕事は、梅干し
南高梅を買ってきて、梅干しを漬けました。甘くいい香りがしてます。今年は10%でホワイトリカーなし、で。赤ジソがだいぶ前から出回っていて、1週間後にもあるかどうか、ちょっと心配です。ずっと綴っている「保存食ノート」を見たら、今年で梅干し歴20周年でした(途中数年お休みがあります)。成人式のようで、なんとなくウレシイです。





2004年6月27日(日) 色とりどりの昼ごはん
(お知らせ)
26日、梅仕事を加えました。
スクロールしてご覧ください。


今日も、にんじんを料理。それからきゅうりの大葉味噌あえとかもやしのサラダごまをふった雑穀米一本釣りの鱈のタラコドライトマトのパンなどなど、色とりどりの昼ごはんになりました。色とりどりにすると、自然とバランスがとれていることが多いです。ここ数日とても暑いので、冷蔵庫でつくる水出し緑茶を欠かさないようにしています。


腹もちがいいです、はい。


2004年6月28日(月) バジル、脇芽を育てる
スイートバジルの頂点を切って止めました。こうしないと、脇芽が育たずに、ひょろっとしたバジルになってしまうのです。切ったほうのバジルは水にさしておいて、発根させてから土に植えます。株が倍増。秋にはジェノバペーストがたっぷりできると思います。楽しみです。


もう少し長めにしておけばよかったかな。

2004年6月29日(火) 朝のオーブンは気持ちいい
4時半起床。コーヒー飲んで一息つき、にんじんをたっぷりおろして、にんじんのカップケーキを。朝の涼しいうちなら、オーブンも苦になりません。とてもよく膨らみ、いい色に焼き上がったのですが、なたね油を使ったらやっぱりコクが足りません。午後、溶かしバターで作り直し。今度は大丈夫。粗く刻んだくるみも入れたら、これもよかったです。できあがる頃には室温もすごいことになってました。でも、今日は風に助けられて、クーラーなしで。夜中まで企画仕事と書き仕事。全部で22時間のロングワークでした。


アイスクリームを添えていただきました。


2004年6月30日(水) パイプオルガンの家
建築家である友人夏目幸子さんから「昨年した仕事が紹介されたので」と、メールをもらいました。家の中心にパイプオルガンのあるホール、それ以外はとてもコンパクトな設計のようです。音楽家が楽器を演奏することを前提に建てるのはよくあるでしょうが、政治や経済の専門家というのが(大変失礼な言い方かも知れませんが)ユニークです。日本ではあるひとつのことだけに長けていることを重んじますが、本業以外にも楽しみがあったほうが人生何倍も楽しめると思います。すてきな家もさることながら、ちょっといいお話しでした。昨日発売の「週刊朝日」の「わたしの理想の家」に掲載されています。



施主である草野厚・慶応大学教授がパイプオルガンと出会うまでのストーリーもすてきです。



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Akiary v.0.30