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2005年2月1日(火) バーニーズ銀座で買ったもの
先日、バーニーズ ニューヨーク銀座店に寄ったときに、バレンタイン企画のベルベットのポーチ入りチョコがあって、思わず買ってしまいました。リボンは何色かあって、明るめの緑にしようかずーっと悩んで、結局ローズピンクに。横でOLさんがごそっとまとめ買いしてて、すごいなあと。このポーチ、アクセサリーとかストッキングとか入れて持ち歩くのにぴったり。もう少し大きかったらD70の交換レンズ入れるのに(笑)。


ロゴが縫いつけられたベルベットのポーチ。サテンのリボンは上品なローズピンク。中にはベルギーで人気のあるダスカリデスのチョコが6枚。カカオ70%、45%、31%がそれぞれ2枚ずつでした。食べてみたけれど、ここはもしかしたらトリュフとかの生タイプのほうが得意なんじゃないかな。

中はリボンに合わせた色の総裏つき(布はサテン)。

ごく小さな手提げ袋に入れてくれたのだけど、これがまたていねいな作り。


2005年2月2日(水) ポーチの中にも春をひとつ
とうとうこの冬はファッションの類の買い物ゼロでした。化粧水が終わってしまったので買いに行ったら、売り場は春の新色コスメがたくさんデビューしていて、パーッと花が咲いた感じ。立ち止まって見ると、好きな色だけで構成されたアイシャドーが。私の場合、たいていパレットの中のひとつやふたつ「これは絶対に使わないだろうなあ」と思う色がセットされているので、ぜーんぶ好きな色というのにうれしくなって試してみたら、すごくなじんで。春だし、ここんとこちょっと凹んでいたので、自分にプレゼント♪ ということで買ってしまいました。



天気がよくて筑波山がくっきり。街の中心部は建設ラッシュでほこりっぽい。あと少しの辛抱かな。




2005年2月3日(木) 口福な一瓶
先日とうとう開けました。すごく好きだけど、ずっと開封せずに我慢してきたもの(笑)。トリュフ入り乾燥トマトソースです。去年の秋に、伊勢丹のイタリア展で購入したもの。その前の年も買ってます。それぐらい好き。乾燥トマトとの組合せによっていろんな種類があるのですが(たしかナスとかバジル、ポルチーニなどなど10種類以上あったはず)、全部少しずつ試食させていただいて、やっぱり今年もこれって。食べ方はシンプルにパンにつけて。それからもろきゅうのようにキュウリにつけて食べるのも、おいしい。今回はもう、もろきゅうだけで半分は消費してしまったほど。複雑な味で、奥行きが深く、滋味なのです。ぎゅぎゅって旨味が凝縮されているというか。乾燥トマトがベースだからだと思うのですが。ちなみに、南イタリアやシチリアには、トマトのペーストがたくさん売られています。


個性的な瓶に入ってます。さ、開けますよ。わくわく…

みっちり!っていう感じのトマトソース

パンに塗ったけど、イチオシは、もろきゅうです(笑)。

製造は、DELIZIE DI CALABRIA SCALISE D.CO & FIGLI SRL デリツィエ・ディ・カラブリア・スカリーゼ・ドメニコ・エ・フィリ社 (リンク先はイタリア語です)。品名、トリフ入り乾燥トマトソース。原材料はエキストラバージンオリーブオイル、乾燥トマト、白ワインビネガー、食塩、黒トリフ、ケッパー、香料、乾燥バジル、酸味料。180gで1900円(だったような)。取り扱いは、エム・シー・ビバレッジ・フーズ株式会社。この会社では、トリュフではなくトリフと表記してます。 2005年2月7日、エム・シー・ビバレッジ・フーズに確認したところ、2004年末で取り扱いが終了し、在庫もないとのこと。残念! カラブリアは、長靴型したイタリア半島の[つま先]部分。乳製品系のソースよりもトマトをたっぷり使う料理が多いです。

今日は節分でしたが、豆まきのあと、年の数よりかなりたっぷり豆を食べちゃいました。うーむ。


2005年2月4日(金)  小さなお直し。またよろしく
一昨年イタリアで買ってきたスカーフ、去年はとうとう使わずじまい。買ってすぐはそれこそ毎日のように活躍していたのだけど、長方形でしかも幅広のせいかコートを着るとしっくりしないからというのが大きな理由でした。じーっと眺めていたらお直し屋さんに頼んで袋縫いにしてもらえば、すごく使えるようになるかも!と思い始めて、さらにはアイロンかけて縫い始めたら、簡単にできあがり(手縫いです)。私は大好きなんですが、袋縫いの長方形のスカーフはあまり売ってないんですよね。表も裏もないし、適度にハリがでるし、幅がない分、首を絞められた感じがなくて着こなしやすいんです。結局お直し屋さんにお願いすることなく完成してしまいました。濃い色のジャケットやコートにぴったりで、外出が楽しくなりそうです。


あっという間に変身。使いやすくなりました。

見る角度によっては光沢の糸がわかるというスカーフ(写真では判りにくいのですが、下から3分の1くらいの中央部に光沢部分が)。全体に地模様、両端に濃いめの花柄で、着物の帯地にありそうです。

2005年2月5日(土) 調子が悪いのは
先週は調子が出なくて、ソファでごろごろしてる時間が多く、ああもうダメ。で、どうしてか考えた。思い当たるのはたったひとつ。点鼻薬のノズルから薬が出ていないんじゃない? スギ花粉は大量に舞っているのに、薬が出てなかったら? あわてて診察受けて、今度はまとめて処方していただいたのが2日。たいてい点鼻薬をスタートして2日ぐらいで前向きになるのだけど、やっぱりそうでした。もう大丈夫。点鼻薬の本体って中が見えなくて残量がわからないから、本当に困る。もともとたいした量が噴霧されるわけではないために、振ってもわからないの。一定回数使用したら[おわり]のような表示が出るようにできないものかなって、いつも思っています。あるいは、本体はクリアにしてしまうとか。どっちみち1週間から10日ぐらいで使い終わるうえに連続使用なので、遮光ボトルである必要もない気がするのですが。というわけで、復活!して元気になりました。


点鼻薬と目薬。4月までヨロシク、でした。

2005年2月7日(月) ベニズワイガニでズッパ!
活ベニズワイガニの小さいのが並んでいたので、買いました。さて、どうしよう。味噌汁にするつもりでゆでているうちに、今日は半量をスープにしようと。ほんとに少しだけイタリアの魚介のコンソメを使って。上品できちんとカニの旨味も出て、満足。アスパラガスのリゾットにぴったりでした。


まだ活きてるの。ゴソゴソゴソ…

コブシよりも小さいね。

これが魚介のコンソメ Brodo Granulare [Pesce]。日本で買いました。

2005年2月8日(火) 鉢植えにシャワー
クリスマスの前に買ったポインセチアが大きくなりました。ポインセチアは風や急激な気温の変化に弱いので、ずっとガラス越しの陽の当たる室内に入れっぱなし。しっかりと水やりはしていますが、うっすらとホコリが。バスルームに持ち込んで、ぬるめのお湯でシャワーしてあげました。あまり水のいきおいが強いと葉が折れてしまうため、様子を見ながらなのですが。午後にはいつもに増して元気になりました。ポトスなどはホコリが目立ちにくいですが、やはりそれなりにつきます。観葉植物も時々シャワーしてあげるとイキイキ!(くれぐれもぬるめのお湯で。それと、土の表面に水がかかって土が流れることのないように)


大きくなりすぎて、これで半分も写ってないです。


2005年2月9日(水) ぽかぽかドリンク
少し年上の友人が「そろそろ体にメンテナンスが必要みたいよ」って笑いながら、いくつかの病院に通院中。で、よくよく話を聞くと、(それぞれに事情があって)数年前からのものらしい。ということは、ぼちぼち私もそういう年齢に突入なのかな。前は真冬も室内は半袖だったし、靴下ナシで元気よく過ごしてました。宅配便のお兄さんがびっくりするほどで、もしかしたら伝説の半袖屋敷とか言われていたかも(笑)。ということで、ショウガ+黒酢+ハチミツの特製ドリンクでパワー充電中。お湯で割って飲みますが、かなりキツイ。いろいろ試した結果、素精糖(完全に精製しきっていない茶色の砂糖)や、きび砂糖などを足して飲むと結構美味。飲むと指先までポカポカしてきます。


入れているのは、数年前にニューヨークから持ち帰った牛乳びん。


2005年2月10日(木) 入浴タイムはマガジンタイム
雑誌は定期的に処分しているのですが、それでも処分に迷うものがあります。いつかチャンスがあれば行きたいと思っていたレストランだとか、タウン情報とか。あるいは旅とか。でも、今の東京は移り変わりが早いから、2年も経つとその情報は価値のほとんどを失っています(読み返してみると、よーくわかります)。それでも雑誌のデザインがとても好きだとか、情報にそれほど古い新しいがない特集だとかは、保存。その中間のビミョーなところが、なかなか捨てにくい。きっと誰でもそうじゃないかなと思うわけで。今年に入ってから、お風呂に入るときに雑誌を1冊ずつ持ち込むことにしています。麦飯石を入れたバスタブにつかりながら、読むんです。当然、雑誌はヨレますし、ページをめくればボヨボヨになります。で、あきらめもつく。処分です。いわばお別れの儀式のようなものでしょうか。本棚はたっぷりとあるのですが、それでも気を抜くといっぱいいっぱいに。こうやって新旧交代していくのが今のところ私に無理なくできること、なのでした。


2005年2月12日(土) 味噌第2弾、そしてタラコのリゾット
きのうは大豆が届いたので、夜、水に浸しておきました。朝から味噌づくり第2弾です。注文さえ間違わなければ1回で済んだのに。まあ、これも勉強と言うことで。3時間ほど煮て、フードプロセッサーでつぶします。前回の手前味噌よりも慣れてきた感じ。淡々とやって、前回午前中で終了。


大鍋で大豆を煮ます。コトコト…

つぶして丸めて、塩ふって。仕込み完了!
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お昼は冷蔵庫にあったタラコで、リゾット。ちゃんと生米から作るイタリア式のリゾットです。少しずつスープを吸わせるのは、粥と一緒ですね。冷蔵庫にあった三つ葉を散らして完成。思いつきで作った割に、おいしくいただきました。ポカポカと温まるお昼ごはんでした。


アルデンテのうちに、はふはふ!


2005年2月13日(日) ああ、気に入っていたのに
2月4日に「小さなお直し」したイタリアで買ったスカーフですが、じつはアイロンを掛けているときに、縦糸を溶かしてしまいました。一瞬の出来事でした(号泣)。アイロン、調子悪かったみたいです。たしか補修剤が売られていたなあと思い探したら、ありました。そっと塗って押しつけ、自然乾燥です。多少風合いは落ちますが、好きなスカーフだもの、それくらい我慢です。使ってみたら、昔懐かしい木工ボンドに似ていました。小さなお直しの、さらなる小さなお直しになってしまいまいました。いい勉強です。じつはちょっと凹みました。以前、すそあげをやっていただいたお店に最初のお直しをお願いしていれば、こんなことにはならなかったなーって。いい勉強でした。アイロン、買わなくちゃ。


あっという間の出来事でした。ああ!

もう凹んでないで、直します。とか呟きつつも、心の中は号泣なのでした。


2005年2月15日(火) 水菜と数の子のパスタ
冷蔵庫の整理。塩数の子を塩抜きし、野菜室の水菜と合わせてパスタです。ああ、絶対にイタリアにはないだろうなあという組合せですが。プチプチした感じが春を感じさせます。お昼にはぴったりでした。夜だったらもっとガッツリ系がいいかな。パスタは和えるだけにとどめて、水菜のしゃっきり感を残します。水菜はクセがなく、使いやすいです。



炒めてはダメ、パサパサ感をださないようにがコツかな。ワインとよく合います。

2005年2月16日(水) 焼きオニギリ、サンマのつみれ汁
今日のランチです。って、おうちごはんなわけですが。サンマのつみれ汁は、生活クラブ生協のもの。サンマをたたいて加工した状態(加熱してない)+汁がセットで冷凍になっていて、食べるときにまず汁を鍋で沸騰させて、そこに解凍したつみれをスプーンで丸めながら落としていきます。これ、サンマの団子からもダシが出て、すごくおいしい。こういうのって、ひと手間かかるし、冷凍以外での流通はほとんど不可能なので生協ならではの企画だなと思います。私は長ネギをいっぱい入れた汁にするのが好き。焼きオニギリは食べるのは一瞬だけど(笑)作るのは案外時間がかかるものです。でも、木樽でじっくりと熟成させたしょうゆで焼くオニギリは、おいしいの。小ナスの漬物と一緒に。お茶は、お気に入りの茉莉龍珠(ジャスミンリュウジュ)。


シンプルでおいしいお昼。


2005年2月19日(土) 近ごろのお気に入り。
仕事で誰かと会うときに必要なものは、名刺とノートと筆記具。家を出る前に確認をし、先方に着く前にもう一度どのポケットに入っているかを確かめます。人と会わないときでも、思いついたことをメモしたり、移動中に買い物のメモを作ったりと、筆記具を使う機会は少なくありません。筆記具はややもすると「どこに入れたかな?」ということになりがち。こういうのがあったらいいなあというのが、実はすでに商品化されていました。それも、かなりかなり(!)理想的な形で。メーカーはTOMBOW。そう、トンボ鉛筆です。意外かもしれませんが、質のいい大人のための筆記具も作っていて、国内外を問わずファンが多いとか。


バッグに取り付ける、の図です。革のトートバッグをはじめとする大容量のバッグの愛用者なら絶対に経験済みの「えええっ、ペンはどこ?」も、これさえあればという感じ。ちなみに、バッグの外側に下げたらアクセントに、内側に下げたら機能的に。自分の好きな向きに取り付けられます。

何が理想的かというと、ホルダーに納まっていること。ビジネスユースのバッグはほとんどが黒ですが、これを下げると「さし色」になってくれます。しかも本革で、ペンの軸の色と同じ(色はオレンジ、グリーン、イエローの3色あり)。主張が強すぎず、かといって没個性でもない、とてもバランスのいい大人の女のための筆記具だと思います。

これがホルダーに収納するときの状態。

さて使いましょう、の状態。

このペン、収納時には短いのです。100ミリちょっとしかありません。使うときは卵状になっている部分を引き上げると約20ミリ伸びて、同時にペン先が出るという仕組み(よくできています)。短くても太さはあるので、手帳用の軸の細いペンとはまるで違い、しっかりと書けます。筆記具というとこれまで男性向けデザインが中心でしたが、これだけ多くの女性がバリバリと仕事をするのだから、女性が使って様になる筆記具もあるべきでした。だから、初めてこれを見たときに、すごくうれしくなったのを覚えています。ホワイトデーや就職のお祝いにもいいんじゃないかと。少なくとも私は、バッグの中に手を突っ込んでゴソゴソと筆記具を探すことから卒業です(笑)。残念ながらまだ置いてあるショップは少ないので、ここの通販とか便利かと。

2005年2月20日(日) パワフル!
私はたぶん、とってもアイロン掛けが好きなんでしょう。アイロンが必要な服を買うことが多いです。化繊の比率を高くすればノーアイロンシャツになるわけですが、それよりもシワシワシワーとシワがいっぱいのお日さまの匂いの服アイロンをかけてピーンとなっていくほうが、気持ちいいし。これまで使っていたアイロンが壊れました。温度調節がちょっと怪しげになっていて、その上、スチームのための水を入れるカセットの下から水がポタポタ。スチームなしの30年選手(すでに天寿を全う)と並行して使っていた20年選手、いよいよガタがきましたーといったところですか。イタリアのスカーフを溶かしてしまって、もう取り替え時だなと思いました。さて、と。今度は強力なスチームのものにしましょう。麻やコットンが中心の生活だから、最も優先させるべき機能のはず。お店に行ったら、ティファール(←音でます、ご注意)のディフュージョン60、それから70というのがありました。60と70、違いがよくわかりません。箱に書いてある説明によれば、バーチカルスチームがついているのが70(上位機種)。ハンガーにかけたままスチームが当てられるそう。コートとかよさそうですね。匂いもとれるでしょう。結局こちらにしました。これまではカセット式でしたが、今度のは付属のカップで注水口から水を入れます。このほうがカタカタいわなくていいです。アイロン掛けがいっそう楽しくなりました。


本体のグリーンの部分がスケルトンで水の残量が分かります。毎日のように使うものだから、デザインも大切な要素でした。

セラミック仕上げで、すごく滑りがいい。すーっとシワが伸びていきます。スチームの量が想像以上でした。これまでのは何だったのでしょう(笑)。


2005年2月21日(月) 昨日の話2つ
昨日の話、その1。水戸方面に出張でした。時間待ちのとき、カメラマンのWさんに「カマタさん、このレンズ1本もってるとすごくいいですよ。たぶん、カマタさんが撮りたい被写体をかなりカバーできると思う」とすすめられて、心ゆらゆら(それもかなり)。


そのまえにカメラバッグをいまだ検討中。最近は衝動買いをしなくなって、ものすごーく考える(笑)。
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昨日の話、その2.行きに特急待ちをしていたのだけど「まもなく臨時列車がまいりま〜す」のアナウンス。来たのは「ゆう」でした。これ、団体専用のお座敷列車。停車したのでちらっと中を。お座敷にながーい座卓。その上には、缶ビール、でした。


どこに行くのかなあ。水戸の偕楽園じゃ近すぎるし、その先のイメージが湧かない。

2005年2月23日(水) 春色のテーブル
このところ買う花は、やっぱり春色。とくに、やさしいピンクが多いような。いや、ピンクを選んで買っているわけではないのですが。浮かれてもいられない、確定申告がまだ。深刻…。


いつのお店じゃないところ(たまたま出かけた先)で買ったら、管理があんまりだったかも。いつもの店、すごく回転がいいのと、冷蔵ケース(?)ではないので、うちにきてからも結構長く楽しめる。気どってたまーに買うよりは、日常的に楽しめるお花が好き、かな。


2005年2月26日(土) お泊まり
土日と出張。じゅうぶん日帰り圏内だったのですが、ホテル予約サイトの会員なので調べたら、お得になっていました(週末は都内に限らずお得なプランが結構ありますね)。迷わず予約。仕事が終わって夕食を済ませてから、チェックイン。とっても心地いいホテルでした。


泊まったのは、ホテルサンガーデン日立。JR日立駅から2分です。フロントでお願いして、加湿器を入れていただきました(写真の左下にちょっと写っています)。

目の前は日立シビックセンター。音楽ホールや科学館などが入った複合施設とのこと。広がっているのは大理石の広場。夜だったから歩いてる人もいないですが。


2005年2月27日(日) 小さな旅
ゆうべはチェックインした後に買い物に出て、お花を買って帰りました。お泊まりのときは、切り花と入浴剤、大きなミネラルウォーター、雑誌は欠かせないので。今回のお花はユリ(ソルボンヌかな?)です。3輪ついていて、2輪を部屋に、1輪はバスルームに。ちょっとしたことですが、せっかくの気分転換だから。


ベッドでゆったりとテレビを見たり雑誌を読んで、ちょっぴり夜更かし。でも気持ちよく目覚めたのでした。

朝食はビュッフェスタイル。郷土の食材を使ったメニューがいくつか用意されていました。これは鰯のつみれ汁。山芋を使ったふわっとしたつみれ。野菜やこんにゃくがたくさん入って、とてもおいしい汁でした。

オムレツはオーダーしてから作ってくれます。マッシュルームとチーズのオムレツにしていただきました。具も選べます。ケチャップが横っていうのは絵的にはアレですがうれしい。ふわっふわのオムレツを、ケチャップありなし、両方とも楽しみました。
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カプチーノを2杯いただいて一度部屋に戻り、チェックアウト。仕事は午後なので、空いた時間に小さな旅です。3月で廃線になってしまう日立電鉄に乗ろうと。日立電鉄は鮎川〜常北太田駅を40分ほどで結んでいる私鉄。始発の鮎川駅は、JRとは接続していないため、ホテルのフロントでは「JR日立駅から2駅乗って、大みか駅で乗り換えてください」と。んー、たしかにそうなんですが。地図を見たら、2キロ弱。朝のエクササイズにちょうどよい距離かと。ということで、歩いてしまいました。以前は日立製作所の通勤の足だったようですが、今、ほとんどの人は車で通勤。鉄道の経営は赤字がかさんで、経営的にも限界という結論だそう。


鮎川駅に到着。無人駅でした(朝夕だけ有人のようです)。

乗ったのは反対側のホームの広告つき車輌でした。日曜日とあって、鉄道マニアとか、沿線の人が家族づれで乗っていたりと、お別れを惜しむ人が多くて、思いの外にぎわってました。

小さな鉄橋、ずっとむこうに行ってしまった始発駅。

そうスピードを出すでもなく、のんびりとした雰囲気で電車は進みます。2両編成ですが、ワンマンカーのためドアが開くのは前方車両のみ。各駅には駅名を記した手描きのイラスト入り看板がありました。乗っていても、どこか懐かしい感じ。

どこか懐かしい感じ、の理由がわかりました。日立電鉄の車輌は、営団地下鉄(銀座線と東西線)の、お下がりだったのです。ずらっと並んだ扇風機。今も日立電鉄は冷房化率0%のエコ電鉄です。
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終点の常北太田駅で降りて、仕事のメンバーにピックアップしてもらい、ちょっと早めの昼。お蕎麦をいただくことに。


SOVA/TEA 越路。看板からして、いい予感。

私のは、天せいろ。舞茸の天ぷらが入ってました。蕎麦は上品。もうちょっと蕎麦の香りが強くてもいいかな。

このあと仕事して、夕方終了後に打ち合わせ。帰宅したのは21時すぎ。JRは休日の上りの本数が極端に減るので、外国に行けてしまうぐらい時間がかかる(ちょっとオーバー)。でもまあ、昨日のゆったりは効果絶大だったので、すべてよし!なのでした。


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Akiary v.0.30