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2002年10月2日(水) 台風一過の雑木林
昨日は午後からどんどん風が強くなって、夜、台風が茨城県を通過した。なんでも、戦後最大級だとか。そんなに強いと感じなかったのだが、ニュースで潮来の鉄塔がまるで超魔術にでもかかったかのようにグニャリと曲がっていて、その風の強さを知ったのだった。朝、用事を済ませた帰りに雑木林を少し歩いてみる。ツクツクボウシが鳴きだすぐらいの生ぬるい風。キノコも出ていた(きっと明日はもっとすごい)。






雑木林は発見がいっぱい。ちいさなキノコはとってもかわいい。今日のはぷくぷくとしたキノコ。さて名前は?


2002年10月7日(月) カラオケマイク的エリンギ
今日は朝早めに出て、大久保へ。先週後半に急きょ決まった、雑誌「dancyu」(12月号。11月6日発売)の撮影。料理2品と顔写真とのこと。昨日、メインの材料であるエリンギを買いにいったら、なぜかみごとに売り切れ。どこかで特集でもしたのだろうか。まあ、上野駅のアトレにはザ・ガーデンもあるし、ということで落ち込みもせずに出かけたのだが。ザ・ガーデンのミニトマトは撮影に使えるようなピンとしたヘタではなく、エリンギも足りなかった。新大久保に着いてからと思ったのだが、なんと、近くにはスーパーマーケットがない感じで、とにかく大荷物を置きがてら、撮影場所である紅茶グマ焼菓子工房へ。電話でエリンギがあることを確認してもらい、ブナシメジとミニトマトのお買い物もお願いすることに。と、そこに電話。「あのですねー、エリンギなんですが1本入りなんですけど、いいですかー」。え、1本?「そうなんですよー、カラオケマイクのような太いのなんですけど」。はい、はい。で、買ってきてもらったのを見たら、それがもう、前代未聞の大きさ。なるほど、こりゃカラオケマイクですね。準備も整ったところで、時間。打ち合わせを済ませ、すばやい料理なので撮影のあたりは皿に布をのせた状態でしてもらい、アングルも決まったところで、料理開始。カラオケマイク的エリンギも、迫力あって、かえってよかった。できあがって盛りつけをしている間に、紅茶グマの加藤さんが次のフライパンの準備をしてくれたり(涙)。2品とも無事に終わった後は、着替えて顔写真。それまで着ていたストライプのTシャツを用意していたウールのハイネックに着替えて、ライターのUさんと話をしながら撮っていただいた。いつもは撮って書く立場だから、まるで正反対のことをしているわけで、とても緊張する。無事に終了後、紅茶グマのあるじの加藤さんと話をしていたら、クリスマスの店内装飾に話が及び「だったら、今日のお礼にツリーを作るのはどう?」で、話は決まり。リンゴがたくさんの、ちょっとシックなツリーを作ることに(←すでに、頭の中は[ツリー作りたいモード]に突入)。考えたら、軽い朝食をとってから以降、何も食べていなかった。帰るといつもの月曜日と同じで、ものすごい量のメールが(笑)。すべてに目を通し、必要なものに返事を書いていく。4通目あたりから、最初のほうに書いた返事の返事が届き始める。嵐のようだった。明日は午後1時から神田でミーティングの予定が、その前に渋谷でひとつ仕事をしてから神田、ということに。2日で300キロ近い移動、しかも日帰りだったり(笑)。


2002年10月8日(火) ミニブーケ
高速バスで東京へ。上野経由だから、時間短縮のために上野で下車し、地下鉄で渋谷へ(いつもどちらが早いのか迷う。でも、地下鉄の方が終点下車なので、つい安全な地下鉄を利用する)。そこで一仕事してから、また渋谷駅に戻り、これから行く事務所に持っていこうと、青山フローリストでミニブーケを購入。仕事を終えて、東京駅に戻る。食器と雑貨を見て、帰宅。


今日買ったミニブーケ。地下鉄の車内で撮影。

2002年10月9日(水) Yahoo! JAPAN 今週のオススメ
書き忘れていたが、7日の夜、撮影からヘロヘロになって戻ってみると、Yahoo! JAPANからメールが。10月7日更新のYahoo! JAPAN 今週のオススメで紹介されたとのこと。ありがとう。カウンターを見ると、ものすごい伸びになっていて、ちょっとびっくり。


2002年10月10日(木) 放充電器・その1
私は仕事と趣味でデジカメを使う。撮す枚数も相当多く、多い週なら700枚近くなったりもする(もっとかも)。愛用のニコンCOOLPix990は単3が4本。出かけるときは予備電池を最低4本は持つ。去年、ポートレートを撮っていただいたときに、カメラマンから「このケースいいよ。ひとつあげる」といただいた収納ケースが予備電池の収納ケースとしてもっても重宝している。でも、追加購入したくても店頭でほとんどみかけないのである。ネットで探したら、案外簡単に見つかった。そこに行き着くまでに見つけたのが、放充電器。デジカメで使う充電池は、使い切らないうちにデジカメの電池としてのパワーはなくなるので(ラジオを聴いたり、懐中電灯で使う分には平気なんだけど)、これで一度放電したのちに充電しましょうというもの。そうしないとフル充電ができないから、いきおい、ろくな枚数が撮れないということになる。メーカーはあまり知らないところだったけど、検索してみるとデジカメのヘビーユーザーの間では知られており、値段も手頃だったので思わずポチッと注文してしまった。私が所有している単3と単4の電池はすべて充電池なので、これがあれば使い勝手がさらに向上するに違いないと。未明にネット通販。むふふ。(実はネット通販を運営している友人によれば、人が寝静まっている時間帯に結構売れるのだそうである。なーんだ、私のような人っていっぱいいるのね)。

2002年10月11日(金) 放充電器・その2
私はこれまでデジカメを買うときに、単3の電池が使えるものはいいと信じてきた。だって、もしもバッテリーがなくなっても、単3ならどこでも売ってるから。これまで飛び込みでアルカリ単3を買ったことは1度だけだけれど、簡単に買えることの安心感はつねに感じる。ただし、いつも使ってるのは充電池。だって、撮れる枚数が全然違うから(もちろんコストも関係してるけど)。充電器は東芝→ナショナル→(ここにきて)NEXcellと乗り換えてきた。どんどん使い勝手がよくなってシアワセ。電池ボックスを買うついでに放充電器を買ってしまう自分もなんだけど、まあ、いい買い物だったし、仕事で使うのだから。

2002年10月12日(土) ジェノベーゼ!
ベランダ栽培しているスィートバジルがみごとに茂ってくれたので、ジェノベーゼを作った。両手にいっぱいのバジル、松の実、くるみ、パルメジャーノ・レッジャーノ、ニンニク、エキストラバージン・オリーブオイル。ただの緑のパスタに見えてしまうけれど、内容はとっても充実してる。これって最高の贅沢だなあと思う。ワインを開けた。つかのま仕事を忘れて、ハッピー!


2002年10月17日(木) カナピーが星に
1年と少し一緒に過ごしたカナピーが、けさ早く、木に挟まったような状態で動かなくなっていた。あわてて手のひらにのせて、水を飲ませた。何度かむせながら、それでも水を飲んで、しばらくじっと私の掌に。そして、そのまま瞼を閉じてしまった。あんなにおちゃめで、楽しい日々をくれたのに。もうすぐ袖口の昼寝が似合う季節だって思っていたのに。ちょっとしんみり。


2002年10月20日(日) 雨とレモネード、アボカドサンド
東北出張。今までみごとに晴れだったのに、今回は雨。しかも、相当降ってるし、寒い。バタバタと支度を済ませて、羽田に向かう。1時間とちょっとで到着。いつもの店で、アボカドのサンドとコーヒーの朝食。時間があったので、本屋にも寄って、紀ノ国屋でワインを買い、友人にワインを送る手配もした。空港という特別な空間が割と好き。それにしても、10時開店の店が多くて。せめて9時から開いていたらぶらぶらもできるのにね。フランス産のピンクレモネードを購入。ピンクはブドウ色素。あとで飲もうと思って、とりあえず写真だけ空港で。着いたら青森も雨だった。雨が少し小降りになったところで、たくさん撮影した。すごく寒い。途中出かけたので、そこであわててフリースのパンツを買う。次からは冬支度が必要。それと指先のない手袋がいりそう。コートも軽くてしっかりしたのが欲しかったりして。


レモネードを羽田空港の地階で撮影。結局飲まずに持って移動。フランス→(中略)→羽田→青森→羽田→つくばと、目下世界周遊中。ただし、パスポートは不携帯ね。

2002年10月21日(月) 帰宅
あと少しで日付も変わろうという時刻に帰宅。いつもなら、すっかり寝ている時刻である。とりあえず、メールチェック。その後も、バスの中で寝たせいか、私にしてはめずらしくなかなか眠たくならなかった。1年に何度とない奇跡! 返事の必要なものにメール後、ざっとWebをチェックして就寝。

2002年10月22日(火) 猫の眼鏡ふき
朝から東京に出張。上野から銀座線で渋谷へ。改札口を出ると目の前に伊東屋がある。もちろん、積極的に吸い込まれていく。銀座の伊東屋はもちろん好きだけれど、平面で事足りる伊東屋は、ほどよい大きさ。場所柄、紙もそこそこ置いてあるし、筆記具も揃っている。今日はウキウキして、眼鏡ふきなんぞ買ってしまった。MANHATTANER'Sの猫がたくさん並んでるもの。特殊繊維で、すっきりと汚れが落ちる。首振りのペンギンを横目で見つつ、そちらはガマンして、眼鏡ふき。そのうち、いい眼鏡もほしい。会議の後、とんぼ帰り。

2002年10月23日(水) コンパクトならいい?
ここ数年で、ティッシュの箱がものすごく薄くなった。入っている枚数は変わらないのに、昔の半分ぐらいの高さになってると思う。でも、スムーズに出なくなっている気がする。とくに、使い始めはまとめて何枚も出るか、あるいは箱ごと持ち上がるか。いらいら。しない? しないのかな、みんな。私だけが不器用なんだろうか。生協のオリジナルが高さ82ミリ。家で使っている(たまたま生協のストックを切らしたときに購入した)K社のものが52ミリ。30ミリも違うのだった。持ち帰るには便利だし、たぶんメーカーとしては、運送コスト、保管コストなど、あらゆる面で薄いほうが有利なのだろうと思う。でも、これだって使い勝手が優先されるべきだ。もうかなり昔のことになるけれど、電卓がどんどん薄型になって、最後はカード状態になった。私もとびついて買った。コンパクトでなるほどいい。でも、使ってみると、どうにも使いにくくて、けっきょくまた、小さくてもボタンのあるものを使うようになったし、卓上用には大きくて、数字もはっきりと読みとれるものを選んでいるのだった。ということで、ティッシュの箱が薄くなるのは嫌い。あえて82ミリを選ぶのだった。


2002年10月24日(木) デジカメの極意
朝、ベランダのバジルをたくさん摘み取って、ジェノバペーストを作った。材料さえ揃っていれば簡単。キッチンにいい香りがただよう。そのあと、仕事先で打ち合わせ。そこで参考になるかと思い、先日撮った写真をスライドショーにして見てもらった。一通り見た後で「これ、何で撮ってますか?」と聞かれたので「いつものCOOLPix990ですよ」と言ったら、とっても不思議そうな顔をされた。どうしてこんなにきれいに撮れるのだろうか、と。依頼されて撮っている分なのでカマ食では公開しないけれど、ともかく気持ちのいい写真になっている。ここ1年ぐらいで写真が変わったと、サイトの制作をしてくれているおかもとけんさんにも言われた。極意なんて実はなくて、撮る枚数が増えて、環境も整ってということではないかなあ。とにかく、ものすごい数を撮っている。しかも、気持ちよく撮っている。撮っていて楽しい。いろんなチャンスにも恵まれて、発表の場が増えていることも影響していると思う。やっぱり極意なんて、ない。

2002年10月27日(日) COOLPIX4300
友人がニコンのデジカメ COOLPIX4300を購入したので、先日食事待ちの間に2枚だけ撮らせてもらった。クイックデリート機能、使いやすそう。マクロ4センチも実用範囲。きっちりと小さなモノにピントが合ってるし、一眼レフ的なニュアンスも表現できそう。いい買い物だと思う(ひそかに私も欲しかったりする)。



たった2枚しか撮らないでこれだけしっかり撮れるなら、という感じ。石の中のキラキラもちゃんとわかる。

2002年10月28日(月) あり合わせの料理
朝食に、Sサイズのホタテ(冷凍食材)と玉ネギ、インゲンをニンニクとオリーブオイルで炒めて、あっさり塩で味付けしたおかずを作る。あり合わせ料理だったけど、おいしかった。ホタテとスルメイカがいつも冷凍庫にあるといいのだけど。そういえば、いつの間にか船上凍結のスルメイカが生協の共同購入から消えていた。今度からは個人注文しなくては。

2002年10月29日(火) イタリアンなランチ
昼食にパスタ・ジェノベーゼ。冷蔵庫に残っていた自家製ペーストを使ったので、ごく簡単。この夏に何度か作ったが、やっぱりこれは店で食べるよりも自分で作った方がずっとおいしい。はふはふ言いながら、ぺろりと食べてしまう。ヴォーノ! 食後にイタリアンローストのコーヒー。そろそろルッコラが食べ頃になってきた。サラダかパスタか、久しぶりにピザもいいかな。


トングは全部が見えないけど、とても短い。どうかなと思ったのだけど、案外使いやすい。どこにでもありそうなのに、見つからず、先日また合羽橋に出かけたので、追加購入してきた。

2002年10月30日(水) かわいいパッケージ
出先でいつもと違うコンビニに入ったら、なんだか気持ちのいいパッケージ。こういう飲料は甘いし、紅茶はパックに入ったものは絶対に買わないのに、パッケージの誘惑に負け。パッケージとかロゴ、見るのが大好きだからなあ。特急で出張だったのだけど、行く駅も到着駅もたまたまイベントがあるらしくて大混雑。人混みは苦手だ、もう。



500mlの飲料パッケージ。すごく楽しいので思わず買いました。もう少し甘さ控えてもいいのにと思うぐらい甘かったのですが。パッケージのしばらく眺めているつもりです。


2002年10月31日(木) 放充電器・その3
ちなみに、その1は10月10日。その2は10月11日。
ネクセルジャパンの放充電器と電池ケース。[知る人ぞ知る電機ブランド]にありがちなデザインが恐ろしく悪いのだったらいやだなあと思ったが、びっくりするぐらいきちんと使い勝手とデザインガ両立していた。値段も手頃だし、急いでいるときに充電を知らせるメロディーがなるのはありがたい(ちょっとびっくりする音だけど=鳴らせないようにもできる)。電池ケースは単3も単4も入る設計。私は購入時に購入年月日をテプラで打って、貼り付けている。急いでいるときでもあわてないように、きちんと色も変える。フル充電したものは上下をきちんと揃えておき、使い終わった電池は上下をバラバラに入れて持ち帰る。たとえケースが開いて電池がバラバラになっても、年月日の入ったテープで4本の組は見分けがつくので便利(ケースはそんなに開きやすくないが、なにしろ私はあわてん坊である)。何度も充電を繰り返して時間が経過したものはデジカメの電池としてではなく、体重計とか時計に使用。なお、充電池を放電しないで繰り返し充電してもそんなに影響ない、という意見も一部にはある。ただ、実感として確実に撮れる枚数は減るので、放電→充電が私のスタイル。ちなみに、以前はマグライト(懐中電灯)に入れて照らして放電させていた。これも、ネットで調べたらあまりいい手段ではないらしい。デジカメのスライドショーで放電させるという人もいた(思いつかなかったアイデアだ)。液晶部分が早くへたるということはないのだろうか? それとも、モニターOFFにする? スライドショーでモニターをOFFになど選択できるのだろうか(と書くぐらいだから、やったことはない)。ちなみに、国産で知名度の高いメーカーの充電器には、放電機能がついていない。値段も高くないし、これから買うのだったら、いきなりネクセルでいいかもと、すでに3台目の充電器になった私。そんなこんなでエコな充電池のオススメ。


上が急速放充電器。現在、放電中の図。2本か4本入れて使います(1本とか3本ではダメです)。下のパイロットランプが点滅している間が放電で、そのあと自動的に充電に切り替わって赤いランプになり、充電が完了すると音楽が鳴り緑色のランプに。100〜240Vに対応しているので、海外での使用もできます。下の写真/奥が要充電のときの並べ方。手前が充電済みの並べ方。



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Akiary v.0.30