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2004年7月1日(木) 久しぶりの銀塩、そして散歩
秋から新しい連載が始まるので、試作を何度かして、昨日今日と撮影。久しぶりに銀塩(デジカメが出てからフィルムカメラとデジタルカメラを区別するために、あえてフィルムカメラのことをいうときには、こう呼びます)。カメラ3台(デジ2、銀塩1)。きっちりと三脚も。最近、その場で確認できることになれてしまっているので、リバーサルフィルムにドキドキしつつ。午後3時。必要なものがあったので、買い物。4キロあまり、散歩の気分で。田んぼの水路を眺めたりと、よい気分転換でした。


じりじりと強い日差し。気持ちのいい空だけど、梅雨は何処へ?

銀杏はもうこんなに大きくなってた。たまには上を見上げないとだめだなー。

コウゾの実。コウゾ、ミツマタって学校で習いませんでしたか? 和紙の原料です。クワ科だから、ベリーの仲間ということになりますね。甘い実です(食べました)。

畦道を散歩。

稲はすくすく育ってます。夜はホタルが飛んでるのかなあ。


2004年7月1日(木) トマト、届く
撮影をしていたら、別の連載の担当者からトマトがクール宅急便で。ものすごく味が濃い。早速、冷製完熟トマトのカペッリーニのための仕込みを。ほとんどマッハのスピードで仕込みを終えて、冷蔵庫へ。


食べる前からオイシイを予感させる。もうひとえに、素材の力。


2004年7月3日(土) バジルの生命力
6月28日に水にさしておいたスィートバジルは、みごとに発根。夜、涼しくなってからワインの木箱プランターに植えました。あらかじめ発根させないでいきなり土にさす方法もあるのですが、この時期(とくに今年は空梅雨で)、かなり成功率は低いのです。これだけ根が出ていれば、直射でなければ大丈夫。植えている間も食欲を刺激するいい香りが(笑)。



写真は7月2日撮影。今日はもっと根が伸びてました。


2004年7月3日(土) 越のルビーで、パスタの日々
昨日に引き続き、パスタ。今日は半量をミキサーでジュースにしてみました。JA福井市越のルビー、切ってみると中まで真っ赤! 種のまわりのゼリー質の部分も少ない。ものすごく味が濃い。ああ、太陽いっぱい浴びてますーっていうのが、すごくよくわかります。みずみずしいのと、水っぽいのは違う。化学肥料を使って水分たっぷりで育てると、たしかに重さのあるトマトが時間短縮でできるけれど、味に密度がない。その点、化学肥料を使わずに育てた越のルビーは、ぎゅぎゅっと濃いのです。おいしいトマトは、本当に幸せ。日々口福でありたいものです。


福井県のミディトマトとして命名された「越のルビー」。福井県の認証シールがパックに貼られています。私のところにやってきた越しのルビーは、渡辺さんが育ててたもの。

大きさはピンポン玉ぐらい。果肉はしっかり、そして中まで完熟。切るそばから、切り口にじゅわーっと水分が。みずみずしくて、料理する私はわくわくです。皮もそれほど異質な感じがしないので、今回は皮ごと調理します。

今日はソースの半分をミキサーにかけました。どこまでもどこまでも、越のルビーの奥深い味わいです。パスタはカペッリーニ(そうめんのように細いパスタ)。ゆでてから一度冷水でしめるので、コシがあります。黒く見えるのは、バジル。エキストラバージン・オリーブオイルを使っているので、見た目は淡泊でも、しっかりとした風味です。


2004年7月4日(日) クロメダカ
小さな頃から金魚屋さんが好きで、よく一人で遊びに行ってました。一番最初に飼った記憶は、オタマジャクシでした。それも大きなの。プラスチック容器に玉砂利を入れて金魚藻を入れて、金魚も一緒に飼っていたと思います。いつまでたってもオタマジャクシはカエルになりませんでした。水が深いとカエルになれないのです(大きくなってから知りました)。その後、金魚やタナゴ、イモリなどを経て、火鉢を使った水槽でのメダカの時代が一番長かったでしょうか。このときは小さな借家に住んでいて、雨樋を一度外してから火鉢の水槽へ雨水が流れ込むように工夫しました。こうすると、いつも水が補充されて具合がよくて。雨がたくさん降って水が溢れても、メダカは水槽の外へ出ないように下の方にもぐっています。猫が近づくとちゃんとわかって、すぐさま潜るのもおもしろかった。猫は猫で、穫れないとわかっていてもスキあらば、の構えをいつもしていて(笑)。引越をして、雨樋を使うことができなくなり、火鉢のメダカもあきらめました。でも、夏になると、やっぱりメダカを飼いたいと思うのです。涼しげな動きをするのがなんともよくて。先週木曜日、とうとうペットショップでメダカを買ってきました。今度はクロメダカです(一般的に買われているメダカはヒメダカといって観賞用。クロメダカは野生種)。



ストレスがたまりにくいように、ガラス容器ではなく、乳白色のプラスチック容器に飼ってます。ホテイアオイと水草入れて、エア装置はなし。

2004年7月5日(月) 梅干しに赤ジソ
先週金曜日、白梅酢が押さえ蓋(落とし蓋)の上まであがったので、赤ジソを入れました。いつもは束になっているものを買うのですが、今年初めて葉だけをつんでビニール詰めしたものを見つけ、これを使ってみることに。これが2パック。それと、いただきものの赤ジソもあり、それも足しました。まずは葉だけをちぎってきれいに洗って水を切り(今回は葉だけなので、ちぎる作業はなし)、塩をふってよく揉みます。すると、黒っぽいアクが出てくるのできれいに流し、もういちど塩をふって同じことを。今度は白梅酢を少し取って上にかけ、やはり揉んで、一度目に出た汁はアクを含んでいるので捨てました。もう一度白梅酢をかけてよく揉んで色を出したら、梅の中へ。見る見る赤い色になっていきます。赤ジソは殺菌作用が強いので、ここまで進むとカビが発生することはまずありません。ほっと一息なのでした。



今年は3キロだけだったので、樽が巨大に見えてしまいます(笑)。


2004年7月6日(火) クロメダカの産卵
クロメダカ、明け方から産卵を始めるというので昨日からチェックしてみたら、なんとすでに卵をぶらさげたメスが。あわてて別に小さな水槽を用意し、ホテイアオイを入れて引越し。産み終えるのがだいたい9時〜10時頃なので、仲間のいる水槽に戻してやります。昨日は1尾、今日は2尾でした。1尾ちょっと脳内出血しているようなのがいて、元気がない。それでもけなげに泳いでます。がんばれー。


2004年7月6日(火) 柚子胡椒
柚子胡椒がおいしいと聞いて、取り寄せてみました。緑色をしていて見た目はワサビのようですが、柚子の香りと青唐辛子の辛味がすごくマッチしていて、しかも、他にない刺激です(けして強いという意味ではなく)。かまぼこや竹輪などの練り製品にはとくに相性がいいです。鰹の刺身にも使ってみました。んー、好みです。



いろいろなところで作られているようですし、自分で作る人も多いとか。


2004年7月7日(水) 東京へ行く。梅雨はどこへ
朝、仕事をひとつ終わらせてメールで送り、東京行きのバスに。途中、案内板に渋滞の文字。寝不足だったのでウトウトしていたけれど、汗で目が覚める。割りと暑さに強い私が汗だく。周りの人もつらそう。車内のクーラーがほとんど機能していない感じで、寒さ対策のジャケットはとうとう着ることもなく。降りるときにアナウンスがあって「渋滞の途中オーバーヒートしてしまい、車内温度が上がって申し訳ありませんでした」と。ふぅ。偶然知り合いが乗っていたのだけど「私の周りは窓を開けてたのよ。耐えられないもんね」。いや、高速で窓を開けて、しかも渋滞で。考えただけでもクラクラ。寝不足(結果、移動中に睡眠)でよかったような。打ち合わせ1つ終わって、新宿に移動。知り合いととっても遅いランチしながら、打ち合わせ。移動もできるだけ地上を歩かないように、ルートを考える。どうしちゃったんでしょう、この夏は。バーゲンでしたが気力もないというあたりが、すでにバテ気味? 


帰り、バスを降りて香りに誘われて見上げると、トウネズミモチが満開でした。

街灯が整備されないから、夜はちょっと恐い。まだ9時前なのにこんなに暗い。


2004年7月8日(木) nicoのニコスティック
昨日伊勢丹で買ってきたので、今日のおやつに。ヤギの乳を使っていて、どこか懐かしい感じです。食べたこともないのに懐かしさを感じるのは不思議なんですが。くるくると包まれている、そのパッケージも素朴でした。




2004年7月9日(金) クロメダカ、順調に
ホテイアオイの根に産み付けられた卵。今日は虫めがねで目を確認できました。有精卵だとはわかっていたものの(無精卵ならすぐに白っぽくなるので)、こうやって目が確認できると、いよいよだなーってうれしくなります。それにしても暑い。メダカも大変だ。


矢印の先に2つ卵がありますよ。わかるかな?

2004年7月10日(土) ちょっとバテぎみ
不死身とも言われるワタクシですが、クーラーをかけても連日室温が30度以上でバテてます。クーラーの効きがよくない。そろそろ買い換えなのかなあ。ちなみにMacのある仕事部屋は34度ほどあります。暑さには強い方なのですが、さすがにバテバテ。今日のお昼は夏バテ解消に「鰻のひつまぶし風」と「三ツ葉とかまぼこと海老の、柚子胡椒をきかせたドレッシング」。冷茶をそえて。




そうそう、今日の午後のことですが、メダカが孵化しました(現在1尾)。5日に産み付けられた卵田と思います。明日から、メインの水槽+産卵水槽+孵化水槽の3つになります。

2004年7月11日(日) つぶつぶマロンジェラート
今日もみごとにアチチですね。雨が降る気はまったくないらしい。メダカのために赤玉土を買いに行く予定が、どうでもよくなってしまって(メダカさん、ごめん)。今日は5尾が産卵。4尾ほど孵化してました。


どう見ても夏の空。

ストッカーを整理中です。なるべくあるものを使って料理する。脳の活性化! いえ、「梅雨の前にチェックをしましょう」って昔の人の知恵でした。梅雨は湿気でかびやすいし、梅雨が明ければ高温で乾物は品質が落ちやすい。使うものは使って、保存しておくものでも、冷蔵庫がよければ冷蔵庫に移すなりしなければ。で、栗の甘露煮を発見。暑いから短絡的にジェラートを作ろうと。ザクザクと粗く刻んでラム酒に10分間ほど漬け、あとはいつものバニラアイスの容量で。


途中で若干レシピをいじりつつだったので、レシピはまだアップできないのですが、たまらなくおいしいので早くアップしたい。

2004年7月12日(月) ドライトマトの食事パン
ドライトマトを練り混んだパンが、このところのお気に入りです。今日はレシピを変えて、焼き温度や時間もこれまでとは違うものに。290度の高温なのでどうかなとは思いましたが、いい感じに焼けました。強力粉+グラハム粉+生イースト+素精糖+塩+少量のオリーブオイルというシンプルな食事パンなので、料理とケンカしません。イタリア料理によく合います。バターを練り混んだ高油脂のパンに慣れてしまうと、ちょっと物足りないかも。


ドライトマトではなく、クルミを入れて焼き、クリームチーズを挟んで食べるのもいいなあ。


2004年7月13日(火) せっせとバジル
グラスの中で発根させたバジルは、ベランダの直射日光が当たらない場所に置いてある木のプランター(ワインの木箱)で一度安定させて、数日〜1週間しゃっきりとさせてから別のプランター(今度は直射が当たる木箱)に移植します。売っているバジルは促成栽培というか、水耕栽培ものが多く、ふんわりとやわらかな葉ですし、香りもマイルドです。でも、本来の土で育てたバジルなら、茎は人差し指ほどの太さで、葉もかなりしっかりしています。土と水の管理がうまくいけば、プランターでもここまでの栽培はできます。高さも80センチにはなるのではないでしょうか。今はせっせと株を増やしています。秋には大好きなジェノベーゼを心ゆくまで楽しむ予定。


まだ小さいですが頑張ってます。


2004年7月14日(水) 栗のジェラートのレシピ
とりあえず、こちらでアップ

フードストッカーにあった栗の甘露煮(お正月に栗きんとんを作る予定で多めに買っていた?)で、ジェラートを作ってみたら、これがなかなか好みの味! 私はカチカチに固めるよりも、少し柔らかめのほうが好きです。粗く刻んだ栗がゴロゴロと入って、ちょっと贅沢な気分になります。

【材料】
栗の甘露煮(正味)50g
ラム酒(ダークラム)大さじ1
生クリーム(乳脂肪分48%)200cc
グラニュー糖 65g
牛乳 35cc
卵黄 2個

【作り方】
(1)栗の甘露煮を粗く刻んで小皿に入れ、ラム酒をふりかけて10分間おく。
(2)残りの材料を片口ボウルなどに入れてよく混ぜ、(1)も加える。
(3)アイスクリームメーカーを動かし始めたら少しずつ(2)を注ぎ、全部注ぎ終わったら20分間回す。
(4)回し終わってもまだやわらかいので、冷凍庫で固まるまで冷やす。
●いろんな条件によっても変わってくると思いますが、半日くらい覚悟してください。
●きっちりと甘めなレシピなので、一度このレシピで作って、ご自分の好きな甘さを見つけてください。
牛乳を少し増やすか、グラニュー糖を少し減らすかで調節します。
●栗の甘露煮はあまり小さく刻むよりも、粗めのほうが楽しめます。


イタリアの栗のジェラートって、どんなだったかな。完全にピュレ混ぜ込みだった気もします(そういえば、ローマで食べた)。


2004年7月15日(木) 現実逃避のイタリアごはん
昨日の夜はごくごく軽く、そしてけさは朝食抜きで、朝から健康診断。バリウムも飲む、嫌い(笑)。心電図(またしても爆睡しそうになってた=どこでも寝られる平和な人)、肝炎、眼底、血液検査などなど。割とスムーズに終わって帰宅したのに、バリウムがたんまり入った胃袋が調子よくなくて、仕事にならない。とりあえず、パンをこねる。現実逃避してました。パンこねが終わったら、手打ちパスタ。デュラムセモリナ粉を主体にした手打ちパスタタリオリーニに、自家製ジェノバペーストを和えて。冷蔵庫に卵がひとつしかなかったので、1個分は水で代用したのだけど、全然ダメ。やっぱり卵でなくては(これも勉強ということで)。デュラムセモリナ粉100%のほうがだんぜんおいしいから、やっぱり次回からレシピを元に戻すことにします。これはこれで満足。生鮭をグリルにしようと思って買ってきてたけど、これは明日に。


残ったソースをパンにつけて食べる。ちょっと行儀悪いですが(笑)。

今日のパンは、ドライトマトと黒ごま。これでもかというぐらいの黒ごまを入れてみました。最初に「これぐらいかな」と20g計量。いや、少なすぎると倍量に。それを煎って入れたのだけど、うーん、もう少し足した方がいいなと、再び20g計って煎って、生地に混ぜました。これぐらい入っているのが好みなので。ドライトマトは少し残すのもいやだったから、冷蔵庫にあったのを全部戻して入れてみたら、やや塩分が強かった。反省。また買ってこなければ。

みっちりと詰まったパンです。必然的にアゴ強化(笑)。

結局、夜遅くまで仕事して爆睡しました。胃が重い。

2004年7月16日(金) 涼みに行きたいなあ
などと思っていたら、久しぶりに取りだしたコンパクトフラッシュカードに昔のデータが残っていて、それがなんとも涼しい写真ばかり。撮ったらすぐにデータ処理するタイプなので、こんなことはめったにないんだけど、どうしたんでしょう? 


どこで撮ったのか覚えてません←記憶メモリーの残量がきわめて少ない

ガーデンイールの一種。砂に潜っていて、少しだけ上半身(?)を出してます。アナゴの仲間。

優雅に泳ぐクラゲです。私はよく海でクラゲに刺される(涙)。

暑くてちょっとバテぎみの猫ニャンでした。


2004年7月18日(日) 冷やし白玉汁粉、そして発熱
白玉粉が届いたので、早速こねて白玉のたくさん入った冷やし汁粉を作りました。まだ温かいこしあんに白玉を並べて、氷を入れ、食べるときにくるりと混ぜながら好きな冷え具合にして食べるのです。もちもち、ぷるんとした作りたての白玉こしあんがたまらなく美味。暑いのも許せるっ!(ほんとはツライ)。が、今日はやけに暑いなあ、やけに眠気が襲ってくるなあと思っていたら、なんだか身体中から発熱している模様。体温計あてたら、38.4度でした。そのあともどんどん熱は上がって、38.8度にまで。関節が痛いので、ひやすら横になって眠りこけていました。ふぅ。


朝は写真を撮る元気もあったのに、急になぜ?


2004年7月19日(月) 大羽イワシの刺身
午前中までダメダメでぐったりでしたが、午後3時ぐらいから起きあがれるように。さっぱりとしたものを食べたくて、大羽イワシを買ってきました。刺身にして、大葉とみょうが、みじん切りのしょうがをたっぷり。これだけ薬味を食べれば熱も飛んでいくだろうと。大葉イワシより薬味のほうが高いかも、というぐらいたっぷりと使いました。前に住んでいた一戸建てでは午前中少しだけ陽が当たるところにみょうがをたくさん植えていて、この時期はざるに山盛り収穫できたものでした。ヤブ蚊に刺されつつ収穫(笑)。ちょっと懐かしいです。


これだけ食欲あれば病人とはいえないねっ!


2004年7月20日(火) 極上だった昨日の夕暮れ
思えば写真を撮る気力もなかった一昨日の午後。昨日は午後からは復活の兆し。夕方、窓から差し込む色で気がつきました。極上の夕暮れでした。気がついたら撮ってました(笑)。もう大丈夫。今日は朝から〆切がいくつか。大きな氷の塊(長方形のもの)がコンビニで売り切れていてがっかり。夏祭りとかで大量に買った人がいるんでしょうか。撮影で使うつもりだったけどあきらめて、氷をガラス器にしきつめて涼しげな演出を。撮り終わったら画像の整理して加工して、それから文章にとりかかって、他の〆切も終えたのは日付が変わる少し前。途中、シンプルテキストが不調だった件、WebデザイナーのSさんが解決方法を見つけてくれて(感謝!)、いろんなことが前に進んだ日でした。さ、明日もがんばろ!


(19日)カメラ持たせれば元気な夕暮れ


2004年7月21日(水) Viva!
先日、某ワインショップで買い物中に流れていたときのこと。「むむむ、この曲好き。アルバムを買いたい!」と思って、クラシックにもコマーシャルで使われている曲にも強い友人に電話。携帯で聴いてもらうものの「音楽が流れてることはなんとなくわかるけど…」で、無理。お店の人に聞いたら有線だというので、番組と連絡先を聞いてすぐに電話(すでに次の曲になっていた)。「エリアによって曲が違うのですが、なんとか住所から割り出しますから」と。わかりました、ヴィヴァ/ウィンターサンでした。某自動車メーカーのコマーシャルにも使われていたのも記憶違いではありませんでした。
で、もう届きました、早すぎ(笑)。仕事はかどります〜♪ 175%の勢いです。暑いけど頑張らなくちゃ。




2004年7月23日(金) 文房具を楽しく使う
今日、早川書房から文房具を楽しく使う ノート・手帳篇といういう本が出ました。著者は和田哲哉さん。和田電機株式会社の社長でありながら、小さな頃からの文房具好きが高じて1997年に文具のサイトを、その2年後には文具のネット通販信頼文具舗を始められた方。そのマニアックな品揃えは、業界でも一目置かれた存在です。今回は、ノート・手帳篇。じつは私が愛してやまないモールスキンも登場。(114ページ/写真も提供)。もしよかったら、本を実際に手に取ってみてください。文房具への愛がいっぱい!な1冊です。



八重洲ブックセンター、丸善、紀伊国屋書店等、かなり平積みになっている模様。そしてこの写真が私のモールスキンです。


2004年7月26日(月) 寄り道のススメ
靴のワンゾーンの公式サイトで「寄り道のススメ」というコンテンツを連載しています。今回は、品川。再開発になった品川インターシティとはまったく趣の異なる、昔ながらの東京品川宿です。祭りになると血が騒ぐし、べらんめぇだし(笑)。カメラ片手に散歩が楽しかった(プレゼントもあるので、ぜひ応募してください)。さて、次はどこへ行こう♪

2004年7月27日(火) 稲穂、そして新しいケータイ
梅干しを土用干ししなくちゃ。今までは半畳もありそうなプラスチックの業務用の角形のざるを使っていたのだけど、今年は竹のを使いたくて、トコトコと炎天下、散歩しながら買い出しに。ちゃんと梅干しを干すための盆ざるがあるんです。一抱えもある(笑)。それ買って、違うルートで帰る途中の田んぼでは、もうすっかり稲穂が。ここだけやけに早い。そういう品種なのかな。雨が少なくても地下水だから心配ないみたい。先日「強い日差しをいっぱい浴びて、今年の米はいい出来だよ〜」と農家のおかみさんが言ってました。ついでにケータイ見たら、欲しかったのが安くなっていたので、契約。明日には新しいケータイです。7年以上もおつきあいしたDoCoMoから乗り換えしました。メールの転送が何分割にもなるのが煩わしいし、そろそろ(完全に)充電してもロスが多くて限界だったし。初めてカメラ付き。付いてなくてもよかったけど、デザインもよくてとなると、全然選びようがない。イタリアのお茶目なデザインのケータイがうらやましい。


この田んぼだけ大きな稲穂。早いなあ。

栗もこんなに大きくなってました。出荷に手が掛かるので、最近は放置してしまう農家さんも多いとか。

これが梅干し用の盆ざる。


2004年7月28日(水) 梅干しの土用干し
今日から3日間、梅干しの土用干し。こうすることで、より色鮮やかに仕上がります。私のは手間が掛かる方法なので、たぶん農家さんでもこんなことはしないと思います。まずは梅干しを赤梅酢からひきあげて盆ざるに並べ、次に赤じそもしっかり絞って並べます。きれいなボウルに、漉しながら赤梅酢をあけて(こうしないと、赤じそが混じってしまい、あとでまだらな梅干しの原因になる)ホコリよけのためにラップかガラスで覆っておきます。3日間、数時間ごとに干してある梅をこの赤梅酢に漬けては干すというのを繰り返し。どんどん色鮮やかになり、風味も増します。干しっぱなしにすると、せっかくのふっくらした羽二重餅のような南高梅がしわしわになるので、私はずっとこうしてきました。3日間は留守にできないけど、梅のためならば!という感じです。


けさの梅。まだあんまり赤くないですね。

午後、携帯を受け取りにお出かけ。書類出して(昨日は身分証明書になるものを持ってなかったから)、時間つぶして、あっけなく受け取って帰宅。そして梅干しのつづき。かなりいい感じになってきました。


散歩の途中、たくさんのヒマワリが咲いてました。暑くても元気。暑いから元気。

ふっくらな梅干しに変身中。

2004年7月29日(木) 切り替えは順調
よくよく考えたら、私は名刺にも携帯電話の番号を入れていないし、固定電話にかけてきて一定のコールのあとは自動で携帯に転送されるようになっているため、たいていの人は固定電話にかけてくれます。いや、もっと言うと、あんまり電話は好きじゃないし、ほとんどの仕事も友達とのやりとりも、大半がメールです(それも携帯のメールじゃなく)。なので、今まで使っていた携帯から新しい携帯へ必要な人のデータだけ移せばよくて、すごくがんばって、けさまでに終えました。ということで、DoCoMo、解約です。7年以上使ってたけど、あっさり。パソコンから携帯へのメール転送もサクサクになりました♪


またソニー・エリクソンです。A1402S。アクアブルーです。

センタージョグで、デザインも好きだったし。でも、左右キー(センタージョグの左右についている「<」とか「>」)がフラットで、前に使っていたほうが明らかによかったなあ。メールが分割されないのはうれしい。[差出人・件名受信]にしているので、不要なメールは本文を受信しない。便利便利。


2004年7月30日(金) 日暮里、そして渋谷
昨日は台風の影響で結局ろくに梅干しは干せず。不安定なので今日もあきらめました。で、朝から東京へ。大渋滞の中しっかりと休息。上野に着いたのは10時少し前。まずはドコモショップに入って、今までの携帯を解約しました。使っていた携帯はドコモでも処分してくれるし、持ち帰っても可とのことでした。このところ、秋葉原とかでデータが残ったままの携帯が売られていて、その中身を読んだりして楽しむ人がいるとかで、ちょっとイヤだなあと。データ類は消去しましたが、そうやって出回る可能性が少しでもあるなら気味が悪いし。相談したら、処分を依頼した場合、目の前で機械による穴開けをしてくれるというのでお願いしました。今月使用した料金を払って完了。
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そのあと日暮里の駄菓子屋横丁へ。再開発に伴い、ビルの中へ移転するという話を聞いていてこの前出かけたのですが、お休みでした。で、今日もう一回。なんだか今月いっぱいのようでした。ぎりぎりセーフ! D70で200枚ほど撮って、東京駅に移動。八重洲ブックセンターで文房具を楽しく使う ノート・手帳篇をチェック。1階レジ脇に平積みというか、それを立てた状態(何というのかなあ)になってました。早くも重刷が決定したそうです。
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渋谷に移動して、4月にオープンしたRistorante Pizzeria Testa Matta(テスタ・マッタ)で友人とランチ。パスタとピッツアのランチにそれぞれサラダと飲み物つけて(+300円)。


サラダ

本日のピッツアは、シラスとルッコラ。モチモチで幸せ♪

本日のパスタ(いくつかの中から選べる)は、アサリとトマトソース。シェアしているので、これで半量。ボリュームもきっちり。しっかりアルデンテ。このあとエスプレッソいただいきました。

ゆったりのランチを終えて、打ち合わせをひとつ。それを終えて、カフェ。歩き疲れて夕方のバスに乗り帰宅。土砂降りでした。

2004年7月30日(金) 駄菓子屋横丁
日暮里の駅から歩いてすぐ。ビルの立ち並ぶ中、路地に駄菓子問屋が並んでいます。昔の駄菓子屋さんそのままに(ただ違うのは、ほとんどの店が箱単位、台紙単位だったりすること)。自転車が止めてあったり猫が寝ていたりと、昭和の時代にタイムスリップしてしまうような空間。間もなくビルの中へ移転するそうです。




おっとりと昼寝中。

懐かしいソースせんべい。

鉄道型した箱入り(JR承認)のマーブルチョコ。





緑の箱は、あんこ玉。昔っからこのパッケージだった気がします。アタリ付きで、あんこ玉の中に硬い粒(なんだったのかなあ)が入っていると、大きなあんこ玉がもらえるというもの。今もそのままかな?


2004年7月31日(土) 新しい連載
秋から始まる連載のゲラが届きました。カラー見開き。文、調理、写真、まるごと全部やらせていただきました。どんなデザインであがってくるのかなーと楽しみにしていたら、ほのぼのとしたゆったりやさしい感じで、とっても好みです。校正して担当のM君に戻します。店頭に並ぶのは9月。ワクワクドキドキしながら待つことにします。そうそう、このところ仕事のやりとりはFAXに加えクロネコ メール便をよく使っています。これまではヤマトと取引のある会社向けだったのですが、セブンイレブンで個人の取り扱いが始まりました。翌日配達エリアなら翌日届くし、宅配便同様に追跡調査も可能です(しかも、メール便は定形外郵便よりも安い)。データを送るのも、資料を見ていただくのも、メール便。便利になりました。


まだゲラの段階なので小さく掲載します。



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