さて、私はと。シリアルボウルになるべくナチュラルで食物繊維の多そうなのを入れ(ミューズリだったはず)、牛乳をかけ、テーブルへ。雑誌を見ながらのんびりと食事をしていたら、湯気をいっぱいたてて、あつあつのミールが運ばれてきました。「ええええ、早ぁ〜い」と思っていたら、「あ、早すぎたようですね。キッチンで熱々のままにしておきますから」と言って下げてくれました。のんびりのんびり。せっかくだもの。ここのダイニングルームはグランドフロアにあり、外光がいっぱい入って気持ちがいいです。テーブルにはお花。館内全体もポプリをお皿にのせて置いてあり、階段の真上から外光が入るようなデザインの採光窓がついていて、明るい印象です。シリアルの向こうにあるのが、パン。四角い薄切りの食パンをカリカリに焼いて半分に切ったものが英国流です。きちんとスタンドを使います。スタンドはステンレスから洋銀、銀製品まで各種。アンティークのマーケットでもよく見かけます。日本ではイギリスパンなるものがありますが、あれは日本で勝手に付けた名称でしょう。イギリスにはイギリスパンという名前のパンはありません。というか、あの山形の食パンをまず見かけないです。

 



Previous | Next