中国茶 00/01/18

■私は特別な理由がない限り缶飲料は飲みません。紅茶もティーバッグは使いません。理由はとっても簡単。茶葉を使ったものとは、あまりにも違いすぎるか(笑)。
■はじめてまともな中国茶を飲んだのは、台湾の台北市にある個人宅でした。もう20年も前のことです。山手線で迷っていた女性に声を掛けたことがきっかけで手紙のやりとりが続き、台湾にある彼女の実家に滞在させてもらいました。たいそう裕福なお宅で、ママがいれてくれるお茶は気取りのないジャスミン茶でしたが、さめてもおいしかったのを覚えています。
■缶のウーロン茶はやたらと渋いだけ。香りも、うむむ。楽しむには程遠いのでは? 茶葉で楽しむ中国茶を知ると、あれは何だったのー(笑)になります。専門店もできてますから、はじめて買うときには少量にして、種類を楽しむのがいいです。このところお土産でもらうことが多く、ウーロン茶(烏龍茶)ひとつとっても、いろんな味があるなあとしみじみ。おいしいものは、2煎目以降もおいしい。一見高いようでも、缶に比べて割安だなあと思います。
■写真のお茶は牡丹茶。一枚一枚の茶葉を糸で結わえてあり、熱湯を注ぐとグラスの中で花のようにひろがります。これはちょっと高価なお茶。いつもは普段使いのお茶を楽しんでいます。位置づけとしては、中国茶はコーヒー、紅茶、緑茶、抹茶といった自分をとりまくお茶のひとつ、ですね。