計量スプーン 00/11/04

計量スプーン



(写真a) (a) (写真b) (b)


(写真c)
(c) (写真d) (d)

■「きちんと計る」は、料理とお菓子の基本です。意外と優れたデザインは少なくて、その場しのぎ的に買って、壊れるでもないのでそのまま使うことって多いのではないでしょうか。計量スプーン歴25年(?)あまりで、今使っているのが一番気に入ってます。重量感といい、形といい、究極のデザインだと思うのです。無印良品で買いました。素材は18-8ステンレス。今のお値段は、大さじと小さじが1つずつセットされて350円です。記憶違いかもしれませんが、前はもう少し高くて、もっと小さな単位のスプーンもセットされていたような気がします。なぜなら、ほぼ同じデザインのもので「小さじ1/2」と「小さじ1/4」もついたセットを持っているから。

■以前の日本の家庭用計量スプーンは、くぼみが浅いデザインが主流でした。とてもやわらかく、頼りないものです。くぼみが浅いので、計量しにくいですし。とくに「小さじ1/2」とかがやりにくいでしょう。

■正しい計量スプーンの使い方を知っていますか? まず、多めにすくいます。あいているほうの手でスプーンを逆に持ち、山になっている部分を落とします(写真a)。これを「すりきり」といいます。大さじ1が計量できました(写真b)。「大さじ1/2」を計るには、まず真ん中にしるしをつけて(写真c)スプーンの柄の先端を使って半分を取り除きます(写真d)。「1/4」の場合は、これをまた半分にします。