茎ニンニクのふわふわ卵
00/07/22

以前、本日のおすすめの「オイスター炒飯」が大好評だったので、それに近い感覚のおかずを紹介します。原価150円ぐらいなのではないでしょうか? 安くて、ボリュームがあって、栄養バランスもよくて、何より手軽にできちゃう! わーっと作って、わーっと食べる豪快な料理です。

茎ニンニクは「ニンニクの芽」として売られています。実際はニンニクの茎なので、ニンニクに敬意を表して、正しい名前の料理名にしました。一年を通して一束50円前後で売られ、値段も安定しています。高くても100円しないはず。買ってきたらなるべく早く料理します。いつまでも冷蔵庫に入れておくと、どんどんしぼんできますので。おかずにするために5センチ長さとしましたが、もう少し短く切れば、ごはんの上にのせて、丼になるでしょう。

きくらげは、あまりなじみがないかもしれませんね。乾燥した状態で売ってます。私の自宅周辺では天然物のキクラゲもありますが(笑)。空きびんに入れておけば長持ちしますし、意外と短時間で戻るので、常備しておくといいです。

茎ニンニクのふわふわ卵

■材料
卵…5個
茎にんにく…2束
きくらげ…ひとつまみ
オイスターソース…大さじ2(メーカーによって濃さに差があるので調整が必要)
炒めるための油(なたね油、サラダ油など)…大さじ2.5ぐらい

■作り方

(1) きくらげを水に入れて戻す。10から15分もあれば戻る。途中一度、水の中でもみ洗いをする感じで汚れをだし、水を捨てて新しい水に浸す。戻した状態であまり大きいようであれば切っておく。500円玉ぐらいの大きさ以下になればいいが、そんなに神経質になる必要もない。

(2) 中華鍋に湯を沸かして、5センチ程度に切りそろえた茎ニンニクをゆでる。ゆでるときは、根元の方から一呼吸おいて順番に時間差で入れていく。先端ほど柔らかいため、一度に入れると堅い部分とやわらかすぎる部分がでてしまう。ほどよくゆでたらざるにとる。

(3) ボウルに卵を割りほぐし、オイスターソースと混ぜておく。

(4) 中華鍋をガンガンに熱し、油をたっぷり入れ、油を熱くする。まず茎ニンニクを入れ、次にきくらげ、最後に調味した卵を入れて大きくかき混ぜながら炒める。油があまり少ないと、ふわふわにならない。炒めて完成したら、すばやく皿に盛りつける。中華鍋にいれてとろとろしていると、卵がかたくなる。